目次

Editorials

ブッシュ政権がインフルエンザ流行の脅威を認めたが、言葉だけでなく、現実的な対策を実行に移すことが重要だ。

From rhetoric to reality p.927

doi: 10.1038/437927b

国際原子力機関(IAEA)とエルバラダイ事務局長のノーベル平和賞受賞は、タイミングも含め、非常に適切だ。

Peace and honour p.927

doi: 10.1038/437927a

米大統領の科学分野に関する諮問委員会は2つあるが、統合によってさらに弱体化するだろう。

Advise the president p.928

doi: 10.1038/437928a

News

米国の有力な研究者たちが、科学技術を否定的にとらえない「進歩的生命倫理」を提唱。

US progressives fight for a voice in bioethics p.932

doi: 10.1038/437932a

インドネシアで見つかったフロレス原人の発掘調査は、継続が認可されない恐れが。

More evidence for hobbit unearthed as diggers are refused access to cave p.934

doi: 10.1038/437934a

鳥インフルエンザとの戦いの焦点はインドネシアに。

Indonesia struggles to control bird flu outbreak p.937

doi: 10.1038/437937a

News Features

新薬発見:ずるいやり方

Playing dirty p.942

癌のような複雑な病気の治療には、ある特定の分子ではなくて同時にいくつかの標的に作用する方法の方が適しているのだろうか。

doi: 10.1038/437942a

ブラジルの環境保護:忘れられた生態系

The forgotten ecosystem p.944

アマゾン流域の熱帯雨林はよく知られているが、熱帯サバナはもっと危機的な状況にある。

doi: 10.1038/437944a

神経科学:心の音楽家

The maestro of minds p.946

機能的MRIを使った認知神経科学研究で注目を浴びるドイツの研究者を訪ねる。

doi: 10.1038/437946a

News & Views

古人類学:フロレス島でのさらなる化石発見

Further fossil finds from Flores p.957

インドネシアのフロレス島でまた新たな化石が見つかった。これは、Homo floresiensisが最終氷河期にここに生息していたヒト族小型種であるという証拠を裏付けるものだ。しかし、この種の進化的起源については、まだあいまいの域を出ていない。今週のハイライト参照。

doi: 10.1038/437957a

惑星科学:ディープインパクト計画のインパクト

The impact of Deep Impact p.958

探査機ディープインパクトの衝突機が彗星に打ち込まれた際の写真が、ロゼッタ探査機により撮影された。ロゼッタ探査機自体も2014年に彗星とランデブーを行うことになっている。彗星は凍った塵の玉、あるいは塵まみれの氷玉のどちらなのだろうか。今週のハイライト参照。

doi: 10.1038/437958a

生態学:安定性の根っこ

Roots of stability p.959

「保険仮説」では生態系は多様であるのがよいと唱えている。ストレスの多い条件に直面しても、多様であれば全体的な安定が保たれるからである。草原で行われた実験の結果は、この見方を裏付けている。

doi: 10.1038/437959a

材料科学:ぐーんと伸びる新材料

At a stretch p.961

昆虫の持つ生体分子の弾性に触発され、生合成過程を利用して、工学技術におけるさまざまな応用が考えられる画期的なポリマーが作られた。今週のハイライト参照。

doi: 10.1038/437961a

デバイス物理学:邪魔にならないノイズ

No-nuisance noise p.962

「沈黙は金」は、確率共鳴が支配する系ではあまり通用しない格言である。こういう系ではノイズを使って系からのシグナル出力を増幅しているが、この現象が極めて微細なスケールの振動子で今回観察された。letters, p.995 参照。

doi: 10.1038/437962a

発生生物学:細胞周期の束縛を外すと

Cell cycle unleashed p.963

動物の卵は受精によって胚としての発生を開始するが、これはどういう仕組みによっているのだろうか。精子の進入に続いて、あるタンパク質が実に巧妙に調節された分解を起こし、これがきっかけとなって停止していた細胞分裂周期がスタートするらしい。letters, p.1048 参照。

doi: 10.1038/437963a

木にとって大事な問題

p.965

樹木は年齢が増すにつれてそのサイズも大きくなる傾向がある。樹木の存続力へのこれら2つの因子の影響を解きほぐし、それぞれを明らかにするのは生やさしい仕事ではない。しかし、問題になるのはサイズの方であることを示す証拠がまた得られた。

doi: 10.1038/fake148

植物生理学:木にとって大事な問題

A big issue for trees p.965

樹木は年齢が増すにつれてそのサイズも大きくなる傾向がある。樹木の存続力へのこれら2つの因子の影響を解きほぐし、それぞれを明らかにするのは生やさしい仕事ではない。しかし、問題になるのはサイズの方であることを示す証拠がまた得られた。

doi: 10.1038/437965a

Articles

地球:2004年パークフィールド地震から得られた結果が地震予知と災害評価にもたらす影響

Implications for prediction and hazard assessment from the 2004 Parkfield earthquake p.969

doi: 10.1038/nature04067

微生物:plectasinは治療効果を期待できる腐生菌由来ペプチド性抗生物質である

Plectasin is a peptide antibiotic with therapeutic potential from a saprophytic fungus p.975

doi: 10.1038/nature04051

生化学:多数の調節因子のレベルを制御する一酸化窒素センサーとしてのN末端則経路

The N-end rule pathway as a nitric oxide sensor controlling the levels of multiple regulators p.981

doi: 10.1038/nature04027

Letters

宇宙:彗星9P/Tempel 1の核におけるダスト/氷の大きな比率

A large dust/ice ratio in the nucleus of comet 9P/Tempel 1 p.987

doi: 10.1038/nature04236

宇宙:火星のアマゾン代の北極に位置する物質の地質学および日射により駆動される気候史

Geology and insolation-driven climatic history of Amazonian north polar materials on Mars p.991

doi: 10.1038/nature04065

ナノテクノロジー:確率共鳴による双安定ナノメカニカル振動子のコヒーレントなシグナル増幅

Coherent signal amplification in bistable nanomechanical oscillators by stochastic resonance p.995

doi: 10.1038/nature04124

生化学:架橋組み換えプロレシリンの合成と性質

Synthesis and properties of crosslinked recombinant pro-resilin p.999

doi: 10.1038/nature04085

気候:過去2万年間における中央アフリカの水文学的特徴への気候による制御

Climatic controls on central African hydrology during the past 20,000 years p.1003

doi: 10.1038/nature03945

進化:南米で最古のドロマエオサウルス科獣脚類

The earliest dromaeosaurid theropod from South America p.1007

doi: 10.1038/nature03996

進化:更新世後期にインドネシアのフロレス島に小柄なヒト族がいたことを示すさらなる証拠

Further evidence for small-bodied hominins from the Late Pleistocene of Flores, Indonesia p.1012

doi: 10.1038/nature04022

発生:脊椎動物のSmoothenedは一次繊毛において機能する

Vertebrate Smoothened functions at the primary cilium p.1018

doi: 10.1038/nature04117

植物:シロイヌナズナではSERRATEが茎頂分裂組織の機能と葉の軸性パターン形成を協調させている

SERRATE coordinates shoot meristem function and leaf axial patterning in Arabidopsis p.1022

doi: 10.1038/nature04052

神経:In vivoでの繰り返しコカイン暴露は中脳ドーパミン性ニューロンでのLTP誘発を促進する

Repeated cocaine exposure in vivo facilitates LTP induction in midbrain dopamine neurons p.1027

doi: 10.1038/nature04050

細胞:ヒトの全身性炎症のネットワークに基づく解析

A network-based analysis of systemic inflammation in humans p.1032

doi: 10.1038/nature03985

細胞:ヒトの細胞株では染色体不分離によって異数体細胞ではなく四倍体細胞が生じる

Chromosome nondisjunction yields tetraploid rather than aneuploid cells in human cell lines p.1038

doi: 10.1038/nature03958

細胞:細胞質分裂の失敗による四倍体の生成がp53ヌル細胞で腫瘍形成を促進する

Cytokinesis failure generating tetraploids promotes tumorigenesis in p53-null cells p.1043

doi: 10.1038/nature04217

細胞:カルシウムはAPC/C阻害因子XErp1を分解標的にさせることで、減数第二分裂から次の段階への進行を誘導する

Calcium triggers exit from meiosis II by targeting the APC/C inhibitor XErp1 for degradation p.1048

doi: 10.1038/nature04093

生化学:タンパク質の変性状態とフォールディング中間体の溶液構造

Solution structure of a protein denatured state and folding intermediate p.1053

doi: 10.1038/nature04054

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