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進化:南米で最古のドロマエオサウルス科獣脚類

Nature 437, 7061 doi: 10.1038/nature03996

マニラプトル類(Maniraptora)は、鳥類や後肢に鉤爪をもつドロマエオサウルス科(Dromaeosauridae)を含む肉食恐竜クレードであり、その進化史はこれまで北半球大陸のジュラ紀後期と白亜紀の堆積物にほぼ限定されていた。中国遼寧省で見つかった白亜紀初期のマニラプトル類には驚嘆すべき多様性が見られ、ジュラ紀後期の始祖鳥などに見られる派生的な諸形態から長期間繁栄したようすがうかがわれることも加味すれば、マニラプトル類系統の起源がパンゲア超大陸の時代にまでさかのぼり、こうした系統がゴンドワナ大陸にも存在していた可能性が出てくる。南米、アフリカ、マダガスカルでは、興味深いが不完全な少数のマニラプトル類化石標本の発見が報告されている。だが、これらがどの系統に属するかについては論争が続いており、これらの大陸の動物相を構成した他の分類群と比較して、生物地理的な変則例だと解釈されてきた。本論文では、南米で出土したマニラプトル類の最も完全かつ最古の仲間である小型ドロマエオサウルス科の全身骨格に近い化石標本を報告する。この化石は、ゴンドワナ大陸特有のドロマエオサウルス科系統が存在し、その起源は北半球大陸塊と南半球大陸塊の分裂より前にさかのぼることを示す新たな証拠となる。

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