The Nature Top Ten アクセスランキング
Nature アクセスランキングでは、前月nature.comで、最もダウンロードが多かった記事や論文をランキングしています。日本サイトでは、一部日本語要約も掲載しております。ここにおけるランクは、論文・記事の質、科学的重要性、引用回数などを示すものではありません。人気のあったコンテンツをお楽しみください。
2026年8月28日 ~ 2026年9月27日
大きなDNA断片を用いた効率的かつ精密なDNA編集法
Nature 657 2026年9月3日
今回、DNA二本鎖切断を生じることなく、大きなDNA断片を用いた効率的なDNA編集を可能にするKNIT(CRISPR kilobase-scale nickase-targeting)編集法が報告されている。
Article doi: 10.1038/10.1038/s41586-026-10819-7
ヒトの332の転写因子の結合地図
Nature 657 2026年9月3日
今回、推定上の、または特徴付けが不十分な332のヒト転写因子について、ゲノム規模での占有状況がマッピングされた。これにより、ヒト転写因子による塩基配列認識のレパートリーに、約100の新規モチーフが加わった。
Article doi: 10.1038/10.1038/s41586-026-10798-9
動物で4例目となる伝播性がん
Nature 657 2026年9月3日
今回、米国バーモント州とカナダのケベック州にまたがる淡水湖であるメンフレメーゴグ湖に生息するナマズの一種、ブラウンブルヘッド(Ameiurus nebulosus)に見られる悪性黒色腫が、新たな伝播性のがんとして報告されている。これは、イヌ、タスマニアデビル、二枚貝のいくつかの種に次いで、動物で報告されたものとして4例目となる、自然発生する伝播性がんである。
News & Views doi: 10.1038/10.1038/d41586-026-02287-w
Article doi: 10.1038/10.1038/s41586-026-10828-6
細菌のCRISPR–Casによる自然免疫抗ファージ防御系の制御
Nature 657 2026年9月3日
今回M Liたちは、内部に抗ファージ防御系を含むI型CRISPR–Cas座位を特定したことを報告している。これらの抗ファージ防御系は、転位性遺伝因子に対する獲得免疫と自然免疫を協調させるよう機能するcrRNA様RNAガイドによって、転写レベルで調節されている。
Article doi: 10.1038/10.1038/s41586-026-10833-9
細胞体の振動がニューロンの極性化に重要な役目を果たす
Nature 657 2026年9月3日
今回、ニューロンの極性化は、細胞体でのアクチン分岐によって駆動される神経突起の振動性の伸長によって生じることが明らかにされた。この過程は、アクトミオシンネットワークが弛緩することで、微小管の突出が可能になり、最終的に単一の神経突起が軸索に指定される。
Article doi: 10.1038/10.1038/s41586-026-10755-6
集団を超えてアルツハイマー病に共通する細胞タイプのシグネチャー
Nature 657 2026年9月3日
今回、アフリカ系アメリカ人、ラテン系、非ラテン系白人を自認する個人の死後脳試料について、単一核のRNA/ATACプロファイリングを行った結果が報告されている。この解析結果から、集団を超えて共通するアルツハイマー病関連の細胞タイプシグネチャー、脳領域特異的な影響、分子レベルの不均一性が明らかになった。
Article doi: 10.1038/10.1038/s41586-026-10793-0
ENCODE4によるエンハンサー機能の百科事典
Nature 657 2026年9月3日
今回、ENCODE(DNAエレメントの百科事典)計画の第4段階の一環として、9200万を超えるエンハンサー–遺伝子の調節性相互作用を収録した百科事典が報告されている。この情報資源は、細胞タイプおよび組織に特異的なエンハンサー機能に関する知見をもたらす。
Article doi: 10.1038/10.1038/s41586-026-10781-4
熱帯高木における通水形質の種内変動
Nature 657 2026年9月3日
今回、同一種の植物でも異なる水分管理戦略をとることがあり、熱帯林ではこの柔軟性が干ばつ下での生存に大きな役割を果たしていることが明らかにされている。
News & Views doi: 10.1038/10.1038/d41586-026-02292-z
Article doi: 10.1038/10.1038/s41586-026-10870-4
食料システムの変革が農業を再編
Nature 657 2026年9月3日
今回、健康的な食事への移行、生産性の向上、食品廃棄物の半減を目指す食料システムの変革によって、2050年までに世界の農業が再編されることになると論じられている。
Article doi: 10.1038/10.1038/s41586-026-10775-2

