The Nature Top Ten アクセスランキング

Nature アクセスランキングでは、前月nature.comで、最もダウンロードが多かった記事や論文をランキングしています。日本サイトでは、一部日本語要約も掲載しております。ここにおけるランクは、論文・記事の質、科学的重要性、引用回数などを示すものではありません。人気のあったコンテンツをお楽しみください。

1

予想外に多かった陽子同士の短距離相関

Nature 609 2022年9月1日

原子核内の強い力によって、高エネルギー核子の間に短距離相関が形成される。これまでの実験から、こうした相関があるのは基本的に中性子と陽子の対のみだろうと示唆されていた。今回S Liたちは、三重水素(陽子1個と中性子2個)とヘリウム3(陽子2個と中性子1個)からの電子散乱を比較して、これらの少数核子系では陽子同士の短距離相関がかなり多いことを明らかにしている。

Article doi: 10.1038/10.1038/s41586-022-05007-2

2

高分子膜に開いた高選択性の真っ直ぐな孔

Nature 609 2022年9月1日

今回、環状分子でできた孔を積層して得られた「真っ直ぐに貫通した」孔を含む膜が報告されている。この膜を用いることで、CBD油の濃縮など、さまざまな混合物の単離が改善された。

Article doi: 10.1038/10.1038/s41586-022-05032-1

3

タンデム型戦略による窒素還元反応の効率の向上

Nature 609 2022年9月1日

今回、適切に選択された酸化還元メディエーターが、窒素からアンモニアへの電極還元の効率を向上させることが示されている。こうしたタンデム型手法の戦略によって、他の重要な反応も改善される可能性がある。

Article doi: 10.1038/10.1038/s41586-022-05011-6

4

新生代の温暖期における海洋酸素濃度の上昇が意味すること

Nature 609 2022年9月1日

今回、新生代の2回の温暖期に、海洋の酸素欠乏帯が拡大ではなく、縮小していたことが示された。この結果は、将来の温暖化によって海洋の無酸素状態が必ずしも増大しない可能性があることを示唆している。

Article doi: 10.1038/10.1038/s41586-022-05017-0

5

森林の保全は計画的に

Nature 609 2022年9月1日

今回、植物の保全の成果を最大にするには世界のどの森林をいつ保護すべきかが検討され、保全活動のタイミングがその成果を決定付ける大きな要因であることが明らかになった。

Article doi: 10.1038/10.1038/s41586-022-05096-z

6

700万年前のヒト族における二足歩行

Nature 609 2022年9月1日

今回、初期のヒト族であるサヘラントロプス・チャデンシス(Sahelanthropus tchadensis)の、長く待ち望まれてきた大腿骨の分析結果が報告されている。この大腿骨の特徴は、このヒト族が二足歩行をしていたことを示しているが、一緒に発見された左右2本の尺骨には、これとは対照的な樹上性の適応が見られた。

News & Views doi: 10.1038/10.1038/d41586-022-02226-5

Article doi: 10.1038/10.1038/s41586-022-04901-z

7

廃水での塩基配列解読によるSARS-CoV-2の監視

Nature 609 2022年9月1日

今回、地域の重症急性呼吸器症候群コロナウイルス2(SARS-CoV-2)感染動態を、廃水の塩基配列解読に基づいて監視するための手法が開発された。この手法を米国カリフォルニア大学サンディエゴ校のキャンパスとその周辺の行政区画の高分解能データセットに適用したところ、ウイルス系統の相対量を推定することができた。

Article doi: 10.1038/10.1038/s41586-022-05049-6

8

脳–表現型モデルが万人に当てはまらない理由

Nature 609 2022年9月1日

今回R Constableたちは、予測モデルが特定の参加者サブグループで確実に不適合となることに基づいて、これらのモデルを用いて、特定の表現型の根底にある神経回路を明らかにし、臨床介入の個別化神経標的を特定するための枠組みを導き出した。

Article doi: 10.1038/10.1038/s41586-022-05118-w

9

行動切り替えの神経機構

Nature 609 2022年9月1日

今回、N Ulanovskyたちは、海馬のニューロン集団が、関連する行動変数に応じて、演算を柔軟に切り替えられることを明らかにしている。

Article doi: 10.1038/10.1038/s41586-022-05112-2

10

霊長類in utero胚の空間的転写産物プロファイリング

Nature 609 2022年9月1日

今回T Boroviakたちは、霊長類の原腸形成についての空間分解されたトランスクリプトームアトラスを報告している。

Article doi: 10.1038/10.1038/s41586-022-04953-1

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