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Cover Story: アンデス山脈の隆起:テクトニックプレートの運動をさかのぼって調べるモデルが示唆する山脈の進化の様子

Nature 565, 7740 (2019年1月24日)

アンデス山脈を構成している山々の長い連なりは、太平洋の下のナスカプレートが南米大陸にぶつかりその下に沈み込んだ結果形成された。今回Y Chenたちは、地震波トモグラフィーモデルを用いて、この縁辺に沿った沈み込みの歴史を再構築し、山脈形成とプレートの沈み込みの間のつながりに関する新たな全体像を提示している。彼らは、現段階のナスカプレートの沈み込みは約8000万年にアンデス山脈北部で始まり、南方へ広がって、約5500万年前にアンデス山脈南部に達したことを見いだした。これは、一般的な考えとは反対に、ナスカプレートの沈み込みは連続的な過程ではなく、間欠的な発散段階を含んでいることを示唆している。さらに著者たちは、アンデス山脈を形成した圧縮の開始は、ナスカスラブと下部マントルとの相互作用に関連していたことも見いだしている。これは、以前のいくつかのモデルと一致する。

Nature 著者インタビュー

柳沢 正史氏

混沌状態をすっきりさせるような研究が好き

長田 重一氏

長田重一大阪大学免疫学フロンティア研究センター教授は、アポトーシス(プログラム細胞死)の分子メカニズムの解明など、すばらしい業績を残してきた。いくつもの論文が引用ランキングに並ぶ。その始まりは、1980年に成功したインターフェロンα遺伝子のクローニングだった。

柳沢 正史氏

“ねむけ”の謎を解明したい

柳沢 正史氏

筑波大学大学院時代に見つけた血管収縮物質が世界の研究者の注目を集め、米国テキサス大学にスカウトされて1991年に渡米。後を追って留学してきた後輩の櫻井武(現・筑波大学 国際統合睡眠医学科研究機構;IIIS)とともにオレキシンを発見する。この脳内の神経伝達物質が睡眠と覚醒に関係していることから、本格的に睡眠学の研究を開始。現在IIISを主宰して、「ねむけとは何か」の解明を目指している。

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