目次

Editorials

G8サミットでは、アフリカ諸国の開発計画への援助を決める際に、当事国にとって必要不可欠な計画かどうかを重視すべきだ。

Sustainable outcomes from Gleneagles p.1137

doi: 10.1038/4351137a

論文の投稿に際してネイチャーおよび姉妹誌が求める「化合物の構造データの登録」の方針を明らかにする。

Crystal clear p.1138

doi: 10.1038/4351138b

神経科学の基礎的な知見を教育の実践的方法に直接結びつけるのは、早まりすぎかもしれない。

Bringing neuroscience to the classroom p.1138

doi: 10.1038/4351138a

News

大気汚染の改善が、地球温暖化を悪化させる可能性が。

Clear skies raise global-warming estimates p.1142

doi: 10.1038/4351142b

日本の断念で、ITER(国際熱核融合実験炉)の建設地がフランスに決定。

Japan consoled with contracts as France snares fusion project p.1142

doi: 10.1038/4351142a

日本の大学改革に対し、成果が実感できないと研究者たちの評価は今ひとつ。

JapanNULLs university shake-up wins faint praise after first year p.1144

doi: 10.1038/4351144b

特別レポート:アフリカの科学者たちから、G8サミットに向けたメッセージ

A message to the G8 summit p.1146

doi: 10.1038/4351146a

News Features

エネルギー:中国の燃える野望

China's burning ambition p.1152

世界一の人口をもつ中国の経済の大躍進は、エネルギー不足、大気汚染の問題を生んでおり、さらに気候変動問題にも大きな影響を及ぼす恐れがある。

doi: 10.1038/4351152a

教育研究:小さな脳への大きな計画

Big plans for little brains p.1156

全米科学財団(NSF)が、神経科学、コンピューター、教育の専門家を集めて、科学的基盤に基づいた教育方法の共同研究プロジェクトを立ち上げる。

doi: 10.1038/4351156a

News & Views

進化生物学:雄には雄の都合アリ

Males from Mars p.1167

ある種のアリ、というかこの場合は2種のアリというべきなのかもしれないが、とにかくこのアリでは雌は雌だけから、雄は雄だけから作られる。この驚異的な事実を説明するには、他とは明らかにちがう自然選択のパターンを考えねばならない。今週のハイライト参照。

doi: 10.1038/4351167a

流体力学:エベレストへの衝撃

Impact on Everest p.1168

一滴の液体が表面に落下すると、はねが上がる。しかし、この過程が低い大気圧の下で起こるならば、はねは上がらないだろう。実際上は、これがおそらくはねの具合を調節する方法となるだろう。

doi: 10.1038/4351168a

癌の生物学:癌性幹細胞を合計する

Summing up cancer stem cells p.1169

現在使われている癌治療薬は間違った種類の細胞を標的として作られているのではないだろうか。治療薬開発に数学的モデルを使うさきがけ的な研究が行われ、種類の異なる癌細胞がそれぞれ治療にどのように応答するのかが追跡された。今週のハイライト参照。

doi: 10.1038/4351169a

地球物理学:熱い流体と冷たい地殻

Hot fluids and cold crusts p.1171

一般的には、大陸の衝突の際に深いところに押し込まれた地殻の岩石の変化は数百万年にわたって進んだと考えられている。しかし、変成の一部はたった10年程度しか続かなかったテクトニクス過程によって起こった可能性がでてきた。今週のハイライト参照。

doi: 10.1038/4351171a

全体像の多様性

p.1172

"遺伝子の発現プロファイルは、似たように見えるが、予後の異なる腫瘍を分類するのに使えることがある。ヒストンの修飾パターンを調べる方法がこうした目的に使えるかどうかが前立腺癌患者で調べられ、うまく行きそうだとわかった。letters, p.1262 参照。"

doi: 10.1038/fake133

癌:全体像の多様性

A changing global view p.1172

遺伝子の発現プロファイルは、似たように見えるが、予後の異なる腫瘍を分類するのに使えることがある。ヒストンの修飾パターンを調べる方法がこうした目的に使えるかどうかが前立腺癌患者で調べられ、うまく行きそうだとわかった。letters, p.1262 参照。

doi: 10.1038/4351172b

生物物理学:細胞の衣替え

Fashionable cells p.1172

細胞は、一体どうやって最適な機能を維持したままでその形態を変えられるのだろう。細胞の構造を作っているフィラメントのネットワークと軟らかいガラス材料のネットワークの性質上の類似点を探ることは、こうした疑問に取り組む助けとなりそうだ。

doi: 10.1038/4351172a

画像化技術:魅力的な新画像化技術

Particular magnetic insights p.1173

磁気共鳴画像化法は過去30年間の間に洗練の度を加え、広範に用いられる技術になった。磁気粒子画像化法と呼ばれる技術が最近考案されたが、この方法では体内をまた別の観点から観察することができる。今週のハイライト参照。

doi: 10.1038/4351173a

遺伝子調節:発現とサイレンシングの切っても切れない関係

Expression and silencing coupled p.1174

RNA干渉系は特定の遺伝子の発現を阻止することができる。こういうサイレンシング過程に欠かせないのは、遺伝子発現装置自体であるらしいとわかってきた。letters, p.1275 参照。

doi: 10.1038/4351174b

追悼:安芸敬一氏 (1930?2005):

2005) p.1176

傑出した地震学者であった安芸敬一氏が亡くなられた。ご冥福を祈りたい。

doi: 10.1038/4351176a

Articles

地球:期間の短い造山運動サイクルと間欠的な高温流体による温度の低い地殻のエクロジャイト化

Short-lived orogenic cycles and the eclogitization of cold crust by spasmodic hot fluids p.1191

doi: 10.1038/nature03643

細胞:Na+/H+アンチポート系の構造と作用機構およびpHによる制御に関する考察

Structure of a Na+/H+ antiporter and insights into mechanism of action and regulation by pH p.1197

doi: 10.1038/nature03692

Letters

宇宙:隕石と銀河系ハローの星から求められたU/Th生成比率と銀河系の年齢

The U/Th production ratio and the age of the Milky Way from meteorites and Galactic halo stars p.1203

doi: 10.1038/nature03645

物理:固体重水素における対称性の破れた相への転移の中性子線回折とX線回折による研究

Neutron and X-ray diffraction study of the broken symmetry phase transition in solid deuterium p.1206

doi: 10.1038/nature03699

物理:15nm以下の高い空間分解能を持つ軟X線顕微鏡法

Soft X-ray microscopy at a spatial resolution better than 15nm p.1210

doi: 10.1038/nature03719

物理:磁気粒子の非線形応答を利用した断層画像化

Tomographic imaging using the nonlinear response of magnetic particles p.1214

doi: 10.1038/nature03808

気候:アフリカ南部の砂漠における砂丘群の21世紀の地球温暖化が引き起こす再移動

Remobilization of southern African desert dune systems by twenty-first century global warming p.1218

doi: 10.1038/nature03717

地球:ヒマラヤ山脈下部の沈み込んだインド亜大陸の画像化

Imaging the Indian subcontinent beneath the Himalaya p.1222

doi: 10.1038/nature03678

生態:微生物食物網に見られるカオスの実験的証明

Experimental demonstration of chaos in a microbial food web p.1226

doi: 10.1038/nature03627

進化:コカミアリは雄雌ともにクローン生殖をする

Clonal reproduction by males and females in the little fire ant p.1230

doi: 10.1038/nature03705

脳:ブローカ言語野のマカクザルにおける対応部位でみられる口腔顔面体性運動応答

Orofacial somatomotor responses in the macaque monkey homologue of Broca’s area p.1235

doi: 10.1038/nature03628

細胞:内因性電位センサーと共役したホスホイノシチドホスファターゼ活性

Phosphoinositide phosphatase activity coupled to an intrinsic voltage sensor p.1239

doi: 10.1038/nature03650

細胞:エフリンシグナル伝達は神経前駆細胞のアポトーシスを調節することで脳の大きさを制御する

Ephrin signalling controls brain size by regulating apoptosis of neural progenitors p.1244

doi: 10.1038/nature03651

植物:オーキシンはエンドサイトーシスを阻害して自らの細胞外排出を促進する

Auxin inhibits endocytosis and promotes its own efflux from cells p.1251

doi: 10.1038/nature03633

生理:線虫と酵母におけるキュリンのNedd化には、よく保存されたタンパク質DCN-1/Dcn1pが必要である

The conserved protein DCN-1/Dcn1p is required for cullin neddylation in C. elegans and S. cerevisiae p.1257

doi: 10.1038/nature03662

医学:全体的なヒストン修飾パターンで前立腺癌再発のリスクを予測する

Global histone modification patterns predict risk of prostate cancer recurrence p.1262

doi: 10.1038/nature03672

医学:慢性骨髄性白血病のダイナミクス

Dynamics of chronic myeloid leukaemia p.1267

doi: 10.1038/nature03669

細胞:RNA干渉によって起こる、RNAポリメラーゼIIによる転写と共役したクロマチンの修飾

RNA-interference-directed chromatin modification coupled to RNA polymerase II transcription p.1275

doi: 10.1038/nature03652

Review Article

気候:エアロゾルによる現在の強い冷却は将来の高温を意味している

Strong present-day aerosol cooling implies a hot future p.1187

doi: 10.1038/nature03671

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