Research Press Release
加齢の報酬
Nature Neuroscience
2013年3月25日
高齢者へのドーパミン前駆薬レボドパ(L-DOPA)の投与は、報酬にもとづく意思決定における加齢に関連する異常を減少させる可能性がある。
年をとると、報酬の得られやすさについての情報を利用して意思決定をする能力が減退する。RumanaChowdhuryほかの研究者は、意思決定におけるこの変化は、報酬を期待することに関連する脳活動の変化、および報酬期待シグナルを符号化する脳領域どうしの連絡の変化に関連していることを示している。これら脳領域間のシグナルの一部は、神経伝達物質のドーパミンが担っている。Chowdhuryらは、能力の衰えている高齢者に脳のドーパミン量を増加させる薬剤を一定量与えると、高齢者の報酬に対する感度が改善されることを発見した。
doi:10.1038/nn.3364
「Nature 関連誌注目のハイライト」は、ネイチャー広報部門が報道関係者向けに作成したリリースを翻訳したものです。より正確かつ詳細な情報が必要な場合には、必ず原著論文をご覧ください。
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