Nature Microbiology

Nature Microbiology は、微生物同士の相互作用をはじめ、宿主または環境との相互作用を含む、進化、生理学および細胞生物学あるいは社会的意義など、微生物に関するあらゆる分野を対象にしています。

Nature Microbiology は、オンライン限定の月刊ジャーナルです。対象範囲を大幅に拡大したことにより、すべての微生物学者に優れた研究内容を確実に届けます。

最新Research

  • Perspective: 腸内微生物群集の組成の全体像におけるエンテロタイプ

    Enterotypes in the landscape of gut microbial community composition

    掲載

    エンテロタイプという概念を再検討して、腸内マイクロバイオームの特性を明らかにするためのエンテロタイプの利用について議論し、いろいろな研究間の比較を助けるための分類指標および標準化した方法論を提供している。

  • Letter: マラリア原虫(Plasmodium)のUIS3は宿主のLC3を隔離することで肝細胞でのオートファジーによる排除を回避する

    Plasmodium UIS3 sequesters host LC3 to avoid elimination by autophagy in hepatocytes

    掲載

    齧歯類に感染するマラリア原虫(Plasmodium berghei)は、肝細胞の内部でのオートファジーを介した破壊を回避するため、マラリア原虫のタンパク質UIS3をオートファジーのプログラムを調節する重要な因子である宿主タンパク質LC3に結合させて、LC3とその下流で働くさまざまなエフェクターとの相互作用を阻害することを明らかにしている。

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著者インタビュー

  • アーキアのべん毛を動かす運動モーターの仕組みに迫る!

    木下 佳昭氏、西坂 崇之氏

    生命現象を支えるタンパク質のなかには、モーターのように回転する「分子モーター」がある。これまで、バクテリアのべん毛や真核生物の細胞内輸送に重要なキネシンなどで研究が進んできたが、アーキア(古細菌)が持つ分子モーターは未解明のままだった。今回、学習院大学大学院自然科学研究科生命科学専攻西坂研究室の大学院生、木下佳昭さんは、死海で見つかったアーキアを使ってべん毛が動くようすを詳細に観察し、分子モーターの仕組みの一端を解明した。

  • 細胞の個性を探るイメージング装置開発
    — 誘導ラマン顕微鏡でミドリムシの代謝を調べる

    合田 圭介氏、小関 泰之氏、鈴木 祐太氏、脇坂 佳史氏

    生きている細胞を無染色のまま、高速に画像化する誘導ラマン顕微鏡。そのスペックを大きく向上させて素早く動き回るミドリムシを画像化し、さまざまな環境下での物質代謝がミドリムシ個体間でどう異なっているかを、東京大学の研究グループが明らかにした。今回の成果により、例えば生産性の高い微生物個体を見つけ出すことが可能になるなど、さまざまなバイオ産業への応用が期待される。

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