Nature Catalysis

Now open for submissions

Nature Catalysis は、2018年1月に創刊されるオンライン限定ジャーナルです。

Nature Catalysis は、均一系触媒作用、不均一系触媒作用、生体触媒作用の分野の基礎研究と応用研究の成果を掲載し、化学の全領域と関連分野の研究者を結びつけます。触媒作用研究の科学的側面と商業的側面の両方を対象とする本誌は、科学者、技術者、産業界の研究者のための、他に類を見ないジャーナルです。

2018年1月 待望の創刊!

創刊を記念しまして、Nature Catalysis 創刊号のコンテンツを2018年12月末まで無料公開いたします。ぜひご覧ください。

最新Research

タンデム型銅ヒドリド-ルイスペアに触媒される二水素を用いる二酸化炭素還元によるホルメートの生成

Tandem copper hydride–Lewis pair catalysed reduction of carbon dioxide into formate with dihydrogen

掲載

銅は、入手しやすく安価であるため、均一系触媒を用いるCO2還元によるホルメート生成に魅力的な金属である。しかし、CO2は容易に銅ヒドリドに割り込んで金属と結合したホルメートを生成しうるが、その後、H2を用いて触媒種を再生することは困難である。本論文では、銅ヒドリドがCO2を活性化し、ルイスペアが不均等にH2を開裂するという二重戦略を用いて、劇的に性能を向上させている。

一酸化炭素の高速電解還元による多炭素生成物の生成

High-rate electroreduction of carbon monoxide to multi-carbon products

掲載

COの電解還元によってかなり高いファラデー効率で多炭素生成物が得られるという事実にもかかわらず、COは水性電解質に溶けにくく、電流密度が低くなることが多いため、CO電解装置の実現が制限されている。今回Jiaoたちは、電極と電解質の界面を十分制御することで、91%の多炭素ファラデー効率と630 mA cm–2の部分電流密度を達成できるCOフロー電解装置を報告している。

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著者インタビュー

窒素固定 ― 常識破りのメカニズムに迫る

細野 秀雄氏、多田 朋史氏

空気中の窒素から、肥料として不可欠なアンモニアを作る「ハーバー=ボッシュ法」は、人類の食料供給を100年以上にわたり支えてきた。ただし、この方法は高温高圧が不可欠であるため、多くのエネルギーと大型プラントが必要となる。このため、消費エネルギーが低く小型の設備かつオンサイトで可能な窒素固定法の開発は、現在最も社会的要請の高い研究の1つだ。このほど、ランタン・コバルト・ケイ素の3元素から成る金属間化合物(LaCoSi)が、400℃、常圧という従来よりはるかに温和な条件下で窒素固定触媒として働くことが、Nature Catalysis に報告された。その開発の過程について、細野秀雄・東京工業大学教授および多田朋史・同大学准教授に話を聞いた。

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