注目の論文
光沢の暗い側面
Nature Neuroscience
2012年9月24日
The dark side of gloss
物体の二次元画像は光沢を持つように見えることがある。これは、部分的な暗い領域が引き起こすもので、これまで言われていたように部分的な明るい領域に起因するのではないとの研究が、Nature Neuroscience(オンライン版)に報告されている。この発見は、視覚系が光沢を感知するのに用いている可能性のある情報が何かを知る手がかりになり、また、コンピューター・グラフィクスでの光沢の表現に役立つ可能性がある。
直感的には、滑らかだったりぴかぴかだったり濡れていたりする表面から反射した光が光沢感をもたらすと考えがちである。
Juno Kimたちはその研究で、人工的な二次元表面の一部に暗い領域または明るい領域を加え、被験者に表面の光沢がどう見えるかを質問した。その結果、つや消しの表面に暗い領域と明るい領域を加えると、表面がつややかに見えるようにできることがわかった。さらに、暗い領域を配置しただけの表面でも、光沢感を強制的に生みだした。
doi: 10.1038/nn.3221
注目の論文
-
4月2日
気候科学:煤の排出が少ない航空機エンジンでも飛行機雲を減らさないNature
-
4月2日
天体物理学:ブラックホールの質量における「禁制領域」の確認Nature
-
3月26日
気候:中程度の温暖化でも極端な地球規模の気候変動が起こるかもしれないNature
-
3月26日
工学:乾燥地域における炭素貯留の新たな解決策Nature
-
3月17日
天文学:リュウグウの試料から5種類すべての核酸塩基が検出されるNature Astronomy
-
3月12日
天文学:マグネターが超明るい超新星のエンジンであるかもしれないNature
