目次

Editorials

ドイツの科学界は、胚性幹細胞研究について広く一般の理解を求めるために、辛抱強く議論を続けるべきだ。

p.377

doi: 10.1038/449377a

国民DNAデータベースの対象を拡大しようとする政府の動きは、人権侵害につながる恐れがあり、抵抗すべきだ。

p.377

doi: 10.1038/449377b

Creを使ったマウスの遺伝子ノックアウト研究では、Creの毒性に配慮して、適切な対照をおく必要がある。

p.378

doi: 10.1038/449378a

News

オゾンホールの発生の仕組みや気候変動との関係をめぐる定説に疑問が。

p.382

doi: 10.1038/449382a

金融界からも、企業に温暖化問題への取り組みを求める圧力が。

p.383

doi: 10.1038/449383a

南アフリカが、新設する科学アカデミーに、海外からも優秀な研究者を積極的に。

p.384

doi: 10.1038/449384b

Q&A 幹細胞の第一人者、カリフォルニア再生医学研究所の新所長Alan Trounson氏に訊く。

p.385

doi: 10.1038/449385a

人工衛星から小型カプセルを地上へ落下させるYES計画が実施されたが、着地地点が不明。

p.387

doi: 10.1038/449387a

ねつ造事件を起こした韓国のファン・ウソク氏が、タイで幹細胞研究を続けているとの報道が。

p.387

doi: 10.1038/449387b

土壌微生物の中に、互いにつながって微小な電気回路を形成するものがいることが判明。

p.388

doi: 10.1038/449388a

米国の幹細胞バンクが、「胚性(embryonic)」の語を避けて、改名へ。

p.389

doi: 10.1038/449389a

News Features

劇場で:過去に息吹を

p.395

BBCテレビのドキュメンタリー放送を基にして公演中の恐竜ライブショーは、観客を楽しませ、科学を身近にできるだろうか。

doi: 10.1038/449395a

環境:世界の屋根を走る

p.398

中国の青海チベット鉄道は、驚異的な工学技術の結晶でもあり、環境への脅威でもある。

doi: 10.1038/449398a

News & Views

環境科学:森林と洪水

p.409

大災害をもたらす洪水の数を減らす戦略の1つとして、危険を被る地域の上流にある森林の保全あるいは再生が提唱されている。こういう方法の有効性の裏付けは、洪水のリスクの全球規模での解析から得られる。

doi: 10.1038/449409a

免疫学:変えられた運命

p.410

実際的また倫理的理由から、成熟細胞の再プログラム化を行って別種の細胞にする方法が模索されている。細胞によっては、これは1つの遺伝子のスイッチをオフにするだけで済むという容易なもののようだ。

doi: 10.1038/449410a

核物理学:消えない魔法トリック

p.411

既に確立された原子核模型では、殻構造や魔法数といった性質が記述されている。しかし、これらの予測はエキゾティックで不安定な核を調べる場合にも通用するのだろうか。最新の研究によれば、かなりうまくいくといってよいらしい。

doi: 10.1038/449411a

進化生物学:歯列の発生と進化

p.413

マウスの臼歯の成長に関する実験から予測を引き出し、広範囲にわたる近縁種のネズミにそれを適用した結果、発生と進化の間に注目すべき関連があることが明らかになった。

doi: 10.1038/449413a

量子物理学:光子バスを使うキュービット

Qubits ride the photon bus p.415

電気回路を用いる量子力学というのは、全く実現しそうもないアイデアである。しかし、回路を超伝導性にすれば、原子がやるように単一光子を送ったり、閉じ込めたりするのに使え、しかもよりよい結果が得られる。

doi: 10.1038/449415a

ゲノミクス:ブドウゲノムの解読

p.417

ヨーロッパブドウ(Vitis vinifera)のゲノム概要配列が公表されたことに、まず乾杯しよう。このデータは「デザイナー・ワイン」にはつながりそうもないが、病気に耐性をもつブドウを作出する助けにはなりそうだ。

doi: 10.1038/449417a

Articles

進化:発生から哺乳類の歯の進化パターンを予測する

Predicting evolutionary patterns of mammalian teeth from development p.427

doi: 10.1038/nature06153

細胞:酵素によるDNA中のウラシル探索の際に起こる、チミンのらせん外での捕捉

Enzymatic capture of an extrahelical thymine in the search for uracil in DNA p.433

doi: 10.1038/nature06131

Letters

量子情報:2個の位相キュービット間のコヒーレントな量子状態の空洞共振器を介した記憶と転送

Coherent quantum state storage and transfer between two phase qubits via a resonant cavity p.438

doi: 10.1038/nature06124

量子情報:共振器バスを介した超伝導キュービットの結合

Coupling superconducting qubits via a cavity bus p.443

doi: 10.1038/nature06184

物性:高密度液体ナトリウムにおける電子転移と構造転移

Electronic and structural transitions in dense liquid sodium p.448

doi: 10.1038/nature06123

気候:西部太平洋暖水域の水文における最終氷期極大期以降の千年スケールの変化傾向

Millennial-scale trends in west Pacific warm pool hydrology since the Last Glacial Maximum p.452

doi: 10.1038/nature06164

地球:上部マントル内の金属飽和状態

Metal saturation in the upper mantle p.456

doi: 10.1038/nature06183

考古:中国東部では沿岸湿地帯における火入れと冠水管理によって最古の水田栽培が可能になった

Fire and flood management of coastal swamp enabled first rice paddy cultivation in east China p.459

doi: 10.1038/nature06135

遺伝:ブドウのゲノム塩基配列は主要な被子植物門の祖先で六倍体化が起こったことを示唆している

The grapevine genome sequence suggests ancestral hexaploidization in major angiosperm phyla p.463

doi: 10.1038/nature06148

生理:ヒト嗅覚受容体の遺伝的差異が匂いの知覚を変化させる

Genetic variation in a human odorant receptor alters odour perception p.468

doi: 10.1038/nature06162

細胞:未拘束の前駆細胞への脱分化による成熟B細胞からT細胞への転換

Conversion of mature B cells into T cells by dedifferentiation to uncommitted progenitors p.473

doi: 10.1038/nature06159

免疫:IgHクラススイッチや転座はロバストな非古典的末端連結経路を使用する

IgH class switching and translocations use a robust non-classical end-joining pathway p.478

doi: 10.1038/nature06020

細胞:Rag変異から明らかになったロバストな代替的末端連結機構

Rag mutations reveal robust alternative end joining p.483

doi: 10.1038/nature06168

細胞:Dscamアイソフォームの特異性の構造基盤

Structural basis of Dscam isoform specificity p.487

doi: 10.1038/nature06147

生化学:酵母由来AMPK相同体SNF1のヘテロ三量体コアの結晶構造

Crystal structure of the heterotrimer core of Saccharomyces cerevisiae AMPK homologue SNF1 p.492

doi: 10.1038/nature06127

生理:哺乳類AMP活性化プロテインキナーゼへのAMP結合の構造基盤

Structural basis for AMP binding to mammalian AMP-activated protein kinase p.496

doi: 10.1038/nature06161

Review Article

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