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進化:発生から哺乳類の歯の進化パターンを予測する

Nature 449, 7161 doi: 10.1038/nature06153

発生研究を推進させる要素の1つは、進化的な変化を導く可能性のある仕組みを見つけ出すことである。本論文では、マウスの臼歯の相対的サイズや数が発生過程によってどのように決定されるのかを報告する。我々は、歯の連続的発生における活性化因子-抑制化因子の相互関係を実験によって明らかにすることにより、抑制カスケードモデルを構築した。この抑制カスケードは歯止めのような働きをして、顎に合わせて臼歯サイズの違いを決定するが、その結果の1つとして、第二臼歯は常に全臼歯部の3分の1の領域を占める。我々は、大進化検定法(macroevolutionary test)の1つを用いて、このモデルが食餌の多様なネズミ亜科に属する種でみられる歯列パターンをうまく予測できることを実証し、それによって、進化が発生上有利な道筋を通って生態的に推進される一例を示す。我々の研究は、自然の系において進化を予測できる発生原則を構築し、検証する方法を示すものである。

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