注目の論文
イネにとって大事な鉄輸送体
Nature Communications
2011年5月25日
An iron boost for rice
イネの生長と発育にとって大事な鉄輸送体が同定された。この鉄輸送体を標的とした方法が、イネの栄養価の向上にとって重要な意味を持つかもしれない。この研究成果を報告する論文が、今週、Nature Communicationsに掲載される。
今回、東京大学の西澤直子らは、約4000種のイネ系統についてスクリーニングを行って、鉄欠乏の症状が見られるイネ系統1種を見いだした。この変異イネ系統には、ミトコンドリアに局在するタンパク質であるミトコンドリア鉄輸送体の変異が見られ、生長異常があった。
この新しい知見は、イネの鉄分増加にとって大事な意味を有するかもしれない。イネの鉄分は、ヒトの鉄分不足を解消するうえで重要な役割を果たす可能性があるのだ。
doi: 10.1038/ncomms1326
注目の論文
-
7月17日
環境:2021年、速度超過を避けていたら、米国のドライバーは1日あたり2200万ドルを節約できたかもしれないCommunications Sustainability
-
7月17日
神経科学:麻痺後の手の動きと触覚の回復Nature Medicine
-
7月16日
環境:ヨーロッパ全域で粉塵汚染が増加しているNature
-
7月9日
気候:植物の減少により危機にさらされるアマゾンの文化と知識Nature
-
7月3日
スポーツ:マラソン中に「壁にぶつかる」可能性は、男性の方が2倍高いScientific Reports
-
6月30日
進化:出産の困難さはヒトに特有ではないNature Ecology & Evolution
