注目の論文
メキシコ湾流とともに移動するシルバーヘイクの生息分布
Nature Communications
2011年8月3日
Silver hake fish follow the Gulf Stream
シルバーヘイクの生息分布が北へ移動していることが、これまで40年にわたって観察されていたが、この生息分布の移動がメキシコ湾流の経路に関連している可能性があることが明らかになった。今回の研究成果は、メキシコ湾流の位置が北へ移動しているという気候モデルによる予測を使って、米国北東岸での商業上重要なシルバーヘイクの出現を10年スケールで予想できることを示唆している。詳細を報告する論文は、今週、Nature Communicationsに掲載される。
今回の研究で、J Nyeたちは、温度などの気候条件の変化に応じて生物種の空間分布が変化する過程の一例を示している。北大西洋では大規模な大気と海洋の変化が起こって、大陸棚上の底層水の温度とメキシコ湾流の位置が変化しており、これに成体のシルバーヘイクが応答しているのだ。
doi: 10.1038/ncomms1420
注目の論文
-
9月17日
神経科学:ヒトの脳オルガノイドがマウス内で神経ネットワークを形成するNature
-
9月16日
考古学:すべての道がローマにつうじるわけではない――ローマ帝国の道路網を探るNature Communications
-
9月15日
神経科学:脳インプラントが発話とジェスチャーを結びつけるNature Neuroscience
-
9月11日
考古学:中国南西部で明らかになったデニソワ人の生活Nature
-
9月9日
神経科学:閉経期における脳の変化は、思春期や妊娠時とは異なるNature Communications
-
9月3日
加齢:GLP-1受容体作動薬が雌マウスにおいて健康状態および老化に関連する指標の改善に関連Nature
