Research Press Release
深海の消化
Nature Geoscience
2013年3月18日
地球上で最も深い海洋の地点は驚くほど活動的な微生物群落を育んでいるという論文が今週掲載される。この太平洋の海底環境にいる細菌は、比較的高いレベルの堆積物の沈殿により栄養を受けているようである。
Ronnie Gludたちは、酸素消費量という形で、中西部太平洋の深さ11000メートルのマリアナ海溝海底の堆積物中で微生物活動を監視した。彼らは、高い割合での酸素消費を発見したが、これは活発に呼吸し、近くの6000メートルの深海よりも2倍以上活動的な微生物群落の存在を示唆している。
関連するNews & Viewsの記事でEric Eppingは「マリアナ海溝における測定は、この惑星で最も深い海底の場所において予想以上に活動的な微生物群落が存在することを指し示している。」と述べている。
doi:10.1038/ngeo1773
「Nature 関連誌注目のハイライト」は、ネイチャー広報部門が報道関係者向けに作成したリリースを翻訳したものです。より正確かつ詳細な情報が必要な場合には、必ず原著論文をご覧ください。
注目のハイライト
-
地球科学:沿岸の海面はこれまで考えられていたよりも高いかもしれないNature
-
古生物学:中国の化石がとらえた初期の硬骨魚類における進化の証拠Nature
-
地球科学:衛星地図が明らかにした世界の河川の変化Nature
-
天文学:これまでで最もコンパクトな3+1型四重星系の発見Nature Communications
-
健康:腸内環境の自宅検査キットの結果はキットやメーカーによって異なるCommunications Biology
-
進化:古代の蚊は初期のホミニンを好むようになったScientific Reports
