Research Press Release
脈動する海底火山
Nature Geoscience
2012年5月14日
海底の火山は短いパルス状の成長と崩壊をすると今週号のNature Geoscience onlineに発表された論文が報告している。海底火山は容易に到達できない場所にあるのでその進化については良く分かっていない。この研究は、そのような火山が噴火し成長する頻度と速度について見通しを与えている。
Anthony Watts等は2011年5月と6月にトンガ近傍の南西太平洋海底にある海底火山であるモノワイ活火山の地形を調べた。2週間にわたり、海底地形を繰り返し調査した結果、火山の一部がほぼ19m崩落したことが分かった。ほかの場所では、新しく噴出した溶岩流が火山を盛り上げ、ほとんど72mも高さが増加した場所もあった。モノワイ火山で計測され、この研究で報告されている短期間における崩壊と成長の速度は、これまで海底火山で知られていた長期の成長速度と比べると驚くほど高く、海底は活発であることを示している。
doi:10.1038/ngeo1473
「Nature 関連誌注目のハイライト」は、ネイチャー広報部門が報道関係者向けに作成したリリースを翻訳したものです。より正確かつ詳細な情報が必要な場合には、必ず原著論文をご覧ください。
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