注目の論文
雨滴の大きさの起源
Nature Physics
2009年7月21日
Origin of raindrop size revealed
雨滴の大きさがさまざまであるのは、個々の水滴がばらばらになることが原因である、とNature Physics(電子版)に報告される。これは、これまで考えられていたよりも、かなり簡単なメカニズムである。
地面に落ちる雨滴の大きさはさまざまである。このような大きさの分布は、落下している水滴が何度も複雑な相互作用をした結果生じると考えられていた。しかし、E VillermauxとB Bossaは、落下する水滴の高速動画を分析して、相互作用していない個々の雨滴がばらばらになることでこのような分布が生じることを明らかにした。
最初は球状だった水滴が落下すると、徐々に平たくなってパンケーキの形になることが、この動画によって実証された。水滴がさらに広がって薄くなると、やがてその前面に空気を捕らえて、ひっくり返ったかばんの形になる。最終的には、かばんの形の水滴が一定の大きさまで膨らむと、ばらばらになって小さな水滴がたくさんできる。こうしてできた水滴の大きさの分布は、自然の降雨の分布とよく似ている。
doi: 10.1038/nphys1340
注目の論文
-
12月11日
考古学:意図的な火起こしの初期の証拠Nature
-
12月10日
考古学:ローマの建築技術に関する明確な証拠Nature Communications
-
12月10日
社会科学:電気自動車は従来の自動車と同じくらい歩行者にとって安全であるNature Communications
-
12月10日
ロボット工学:共有制御によりバイオニックハンドの器用さが向上Nature Communications
-
12月9日
Nature's 10:2025年の科学に影響を与えた10人Nature
-
12月5日
人工知能:チャットボットは投票意向に影響を与えるかもしれないNature
