注目の論文
KITLG遺伝子とブロンドの髪の分子的つながり
Nature Genetics
2014年6月2日
A molecular link between the KITLG gene and blondness
DNAのたった1つの塩基対の違いが、髪の毛の色の違いに影響することが分かった。そして、その塩基対と離れた場所にあるKITLG遺伝子とブロンドの髪との関係が明らかになった。
KITLG遺伝子は、動物とヒトのさまざまな細胞の発生に必須の遺伝子で、ブロンドの髪と関連することは以前から報告されていた。今回、D Kingsleyたちはそれについて詳しく調べ、毛包におけるKITLG遺伝子の発現量が、KITLG遺伝子と別な場所に位置するエンハンサーのわずかな配列の違いにより変化することを見つけた。ブロンドの髪色に対応するエンハンサーを持つマウスは、明るい黄褐色の毛となり、別のエンハンサーを持つマウスは、暗色の毛になった。 今回の成果は、KITLG遺伝子のような必須遺伝子が、髪の色の調節にどのように関与するかを解き明かす研究の先鞭となるだろう。
doi: 10.1038/ng.2991
注目の論文
-
7月17日
環境:2021年、速度超過を避けていたら、米国のドライバーは1日あたり2200万ドルを節約できたかもしれないCommunications Sustainability
-
7月17日
神経科学:麻痺後の手の動きと触覚の回復Nature Medicine
-
7月16日
環境:ヨーロッパ全域で粉塵汚染が増加しているNature
-
7月9日
気候:植物の減少により危機にさらされるアマゾンの文化と知識Nature
-
7月3日
スポーツ:マラソン中に「壁にぶつかる」可能性は、男性の方が2倍高いScientific Reports
-
6月30日
進化:出産の困難さはヒトに特有ではないNature Ecology & Evolution
