注目の論文
太平洋の巨大火山
Nature Geoscience
2013年9月9日
A volcanic giant in the Pacific Ocean
北西太平洋のシャツキー海台の一部であるタム山塊は、一つの巨大な火山である可能性があるという報告が、今週オンライン版に掲載される。もしそうであれば、この火山は地球上で知られている最大の火山となるかもしれない。
William Sagerらは、地震学データと北西太平洋の海底で掘削された岩石試料を用いて約1億4500万年前に形成されたタム山塊の構造を解析した。彼らは、それがおそらくイギリス諸島の大きさを持つ、1つの巨大な火山であることを発見した。もしそうであるならば、それは火星のオリンポス火山の大きさに匹敵し、太陽系最大の火山の1つとなる可能性がある。
doi: 10.1038/ngeo1934
注目の論文
-
6月5日
気候:海と大気の相互作用が2023年の北大西洋熱波をもたらしたNature
-
6月5日
気候変動:干ばつの深刻化を招く要因の評価Nature
-
6月3日
天文学:天の川銀河はアンドロメダ銀河との衝突を回避できるかもしれないNature Astronomy
-
5月28日
古生物学:クジラの骨から作られた最古の道具の証拠Nature Communications
-
5月27日
生態学:世界的に過小評価されている外来種のコストNature Ecology & Evolution
-
5月23日
気候変動:ペンギンの糞が南極の気候変動の影響を軽減するかもしれないCommunications Earth & Environment