注目の論文
クレーターで露出している月のマントル
Nature Geoscience
2010年7月5日
Moon's mantle exposed in craters
月の表面下深くから出てきた大量の岩石がクレーターの周りにある同心円状の輪になって露出していると、Nature Geoscience(電子版)に発表される。これらの岩石は、かんらん石鉱物に富んでおり、地殻の下にあるマントル内部がその起源であると考えられている。この研究は、月のマントルの発達について洞察を与えてくれる。
山本聡らは、SELENE/かぐや月探査機に搭載された観測機器を用いて、月の表面組成を調べた。かんらん石の露出は、地殻が薄い衝突クレーターの周りにある同心円状の領域に限られていた。これが真実ならば、この発見は月の歴史のある時点でマントルが逆転して、かんらん石に富んだ岩石を表面近くまでもたらしたという理論を支持するものである。
関連するNews and Viewsの記事でP Luceyは、この研究が「月のマントルの進化に対してほのかな光」を与えていると述べている。
doi: 10.1038/ngeo897
注目の論文
-
7月17日
環境:2021年、速度超過を避けていたら、米国のドライバーは1日あたり2200万ドルを節約できたかもしれないCommunications Sustainability
-
7月16日
環境:ヨーロッパ全域で粉塵汚染が増加しているNature
-
7月15日
惑星科学:冥王星の衛星カロンにおける自転の変化Nature Communications
-
7月14日
天文学:星間空間で糖が検出されるNature Astronomy
-
7月9日
気候:植物の減少により危機にさらされるアマゾンの文化と知識Nature
-
7月9日
地質学:海底地殻形成の瞬間をとらえるNature
