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【化学】紫外線モニタリングに用いる費用効率の高いウエラブルセンサー

Nature Communications

2018年9月26日

Chemistry: A cost effective, wearable sensor for monitoring ultraviolet radiation

超高感度で紫外線(UVR)を裸眼で検出できる低コストセンサーを作製する新しい方法を紹介する論文が、今週掲載される。このセンサーは紙製で、身体に装着することで、UVRの日常生活への影響を管理できる。

UVRは、波長によってUVA、UVB、UVCに分類できる。それぞれの種類のUVRの影響をモニタリングするには、低コストのスペクトル選択的UVセンサーが必要だが、現行のセンサーは製造プロセスが複雑で高コストなため、本格普及には至っていない。

今回、Vipul Bansalたちの研究グループは、スペクトル選択的な超高感度UVセンサーの新しい作製方法を考案した。この新しい設計の秘密は、ポリオキソメタレートを用いた透明インクの開発にある。このインクは、スペクトル選択的なUVセンサーの独特な特性を示す。ろ紙と透明シート、万年筆といった低コストで入手しやすい材料を組み合わせて、ウエアラブルな紙製低コストUVセンサーが作られた。

Bansalたちは、カスタマイズした紙製の顔文字UVセンサーを開発することで、この新技術の応用可能性を実証した。この顔文字UVセンサーは、着用者の異なる6タイプの皮膚に応じて最大許容曝露量をリアルタイムで測定する。以上の結果は、このスペクトル選択的なUVセンサーの大量生産が可能であり、特定の皮膚のタイプに合わせて作製できることを示唆している。

doi: 10.1038/s41467-018-06273-3 | 英語の原文

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