注目の論文
熱帯の窒素固定
Nature Geoscience
2008年12月8日
Tropical nitrogen fixation
これまで考えられていたようにリンではなくモリブデンが土壌中で利用可能であることが、熱帯雨林に対する天然の窒素の入力を制約していると、Nature Geoscience(電子版)に発表された研究が示している。
微生物による窒素固定として知られる生態系への窒素の主要な入力は植物生長と、地域的から全球的な炭素循環に影響を与えている。L Hedinらは、パナマの森林で得られた土壌を、モリブデン、モリブデンで汚染されたリン酸肥料、モリブデンを含まないリン酸でそれぞれ処理した。その結果、モリブデンで処理した土壌で自由に生息するバクテリアによる窒素固定が顕著な増加を示すことを発見した。リン酸のみでは窒素固定には何ら影響はなく、このことはこれまでの考えと矛盾する結果である。
doi: 10.1038/ngeo366
注目の論文
-
1月13日
生態学:霊長類における同性行動に関連する社会的および環境的要因Nature Ecology & Evolution
-
1月9日
環境:ライン川には年間最大4,700トンのごみが流れているCommunications Sustainability
-
1月8日
古生物学:モロッコのホミニンの化石が現代人の出現を解明するNature
-
1月7日
惑星科学:エウロパにおける地殻変動は起こりそうにないNature Communications
-
1月6日
気候変動:グリーンランドのプルードー・ドームは完新世の温暖期に溶けたNature Geoscience
-
12月17日
遺伝学:古代アンデス人は失われたラクダ科動物の系統を狩猟し、飼育していたNature Communications
