注目の論文
熱帯降雨変動
Nature Geoscience
2013年4月22日
Tropical rainfall change
熱帯における将来の降雨変動の大部分は地表の温暖化とは独立に起きるということを報告する論文が、今週のオンライン版に掲載される。この発見は、大気中から二酸化炭素を取り除くこと無しに地球温暖化を低減しようと試みている地球工学的計画は、熱帯における降雨変動を減少させることは出来ないことを示している。
Sandrine Bonyたちは、気候モデルシミュレーションを用いて、大気中の二酸化炭素濃度上昇を軽減しなかった場合の21世紀にわたる熱帯の降雨と大気循環に与える影響を評価した。彼らは、地域的な降雨変動の多くは地表の温暖化とは関係がないことを見つけた。その代わりに、二酸化炭素濃度の上昇により引き起こされる大気上下運動の変化が、熱帯降雨変動の大部分の原因となっていることが分かった。
doi: 10.1038/ngeo1799
注目の論文
-
7月17日
環境:2021年、速度超過を避けていたら、米国のドライバーは1日あたり2200万ドルを節約できたかもしれないCommunications Sustainability
-
7月16日
環境:ヨーロッパ全域で粉塵汚染が増加しているNature
-
7月15日
惑星科学:冥王星の衛星カロンにおける自転の変化Nature Communications
-
7月14日
天文学:星間空間で糖が検出されるNature Astronomy
-
7月9日
気候:植物の減少により危機にさらされるアマゾンの文化と知識Nature
-
7月9日
地質学:海底地殻形成の瞬間をとらえるNature
