注目の論文
【古生物学】ジュラ紀後期に多様化していた羽毛恐竜
Nature Communications
2013年1月23日
Palaeontology: Diversified feathered dinosaurs
姉妹分類群と比べて四肢と尾の羽毛が少ないという特徴をもつ羽毛恐竜が、中国遼寧省西部で新たに発見されたことを報告する論文が掲載される。この新知見は、白亜紀後期に多様化していた羽毛獣脚類恐竜の羽衣がジュラ紀後期にすでに多様化して、いろいろな生態ニッチに適応していたことを示唆している。
今回、P Godefroitたちが記述している獣脚類恐竜の新属新種Eosinopteryx brevipenna は、その姉妹分類群Anchiornisに似ているが、Eosinopteryxの羽毛は、Anchiornisほど豊かに四肢と尾に生えていない。こうした適応は、EosinopteryxがAnchiornisよりも容易に走れたことを示唆している。
今回の研究で得られた知見は、ジュラ紀における飛翔の起源が、これまで考えられていた以上に複雑で、ボディープラン(体制)の似た動物が、同じ生態系の異なるニッチを占有していた可能性を示唆している。
doi: 10.1038/ncomms2389
注目の論文
-
7月17日
環境:2021年、速度超過を避けていたら、米国のドライバーは1日あたり2200万ドルを節約できたかもしれないCommunications Sustainability
-
7月16日
環境:ヨーロッパ全域で粉塵汚染が増加しているNature
-
7月15日
惑星科学:冥王星の衛星カロンにおける自転の変化Nature Communications
-
7月14日
天文学:星間空間で糖が検出されるNature Astronomy
-
7月9日
気候:植物の減少により危機にさらされるアマゾンの文化と知識Nature
-
7月9日
地質学:海底地殻形成の瞬間をとらえるNature
