目次

Editorials

論文盗用問題による国防相の辞任は、ドイツの政界におけるPhDの威力を浮き彫りにした。

p.135

doi: 10.1038/471135b

米国の生物医学者は、薬剤開発を大胆に変革しようとするNIHのコリンズ所長の計画を支援すべきだ。

p.135

doi: 10.1038/471135a

政策や方針の決定は証拠に基づいて行うべきだが、それ以外の要素を無視すべきではない。

p.136

doi: 10.1038/471136a

News

NASAの地球観測衛星グローリーの打ち上げが失敗し、大気中の微粒子が温暖化に与える影響を調べる計画に支障が。

p.143

doi: 10.1038/471143a

米議会の予算をめぐる駆け引きが長期化し、科学界に不安感が。

p.144

doi: 10.1038/471144a

米国のエネルギー研究推進の新体制は効果を上げているが、予算削減のおそれも。

p.145

doi: 10.1038/471145a

NASAが、火星の試料を採取して地球に持ち帰る計画を高い優先順位に。

p.146

doi: 10.1038/471146a

中国が環境問題への取り組みを一層強化し、意欲的な数値目標を。

p.149

doi: 10.1038/471149a

重要なケーブルの劣化問題で、ITER計画がさらに遅れるおそれが。

p.150

doi: 10.1038/471150a

News Features

構造生物学:タンパク質のおきて破り

Breaking the protein rules p.151

タンパク質の機能には構造が必要というこれまでの見方を揺るがすタンパク質が、数多く存在する。

doi: 10.1038/471151a

環境:地球の酸性テスト

p.154

海水の酸性度の上昇が進んでおり、海洋生物への影響についての研究が急務である。

doi: 10.1038/471154a

News & Views

量子力学:軽い音の太鼓

p.168

巨視的な系での物体の動きにおける量子的挙動を明らかにする試みで、物体と電磁振動子の間の強い結合が実現できれば有用となる。このような結合が、今回達成された。

doi: 10.1038/471168a

免疫学:腸ではどういう環境かが肝心

p.169

ビタミンAの代謝産物であるレチノイン酸は本来、腸内での免疫寛容を促進する側にかかわっている。だが、食物中のタンパク質の1つに不都合な反応性を示すことが原因の炎症性腸炎であるセリアック病では、全く逆の働きをしているらしい。

doi: 10.1038/471169a

神経科学:機能的コネクトミクスに向けて

p.170

脳を解明するには、数十億のニューロンがそれぞれ作り出す数千個のシナプス結合のマッピングを行い、ニューロン機能と結びつける必要がある。この遠大な目標に向かう第一歩が、今回報告された。

doi: 10.1038/471170a

材料科学:細胞に似た凝集体を包む泡

p.172

多様な化合物を、膜で囲まれた区画中に別々に入れて隔離しておける極小サイズのポリマーカプセルが、マイクロ流体デバイスを使って作製された。こうしたカプセルは、細胞様の凝集体を人工的に作るために欠くことのできない前提条件である。

doi: 10.1038/471172a

宿主–病原体相互作用:犯人の中にいる犯人

p.173

寄生虫感染の一種である皮膚粘膜リーシュマニア症は、重症度にばらつきが見られる。この寄生生物の細胞内にいるRNAウイルスの数が、宿主の免疫応答と寄生虫の残留の両方に影響していることがわかってきた。

doi: 10.1038/471173a

地震:チリでびっくり

p.174

2010年のチリ大地震は、1835年にチャールズ・ダーウィンが経験した地震の破壊域内で始まった。しかし、最大の断層滑りは震央の北側で起こった。そこは、滑りが起こると予測されていた場所ではなかったのである。

doi: 10.1038/471174a

Articles

神経:視覚皮質ニューロンのネットワーク構造とin vivoでの生理学的性質

Network anatomy and in vivo physiology of visual cortical neurons p.177

doi: 10.1038/nature09802

神経:網膜の方向選択性回路における配線の特異性

Wiring specificity in the direction-selectivity circuit of the retina p.183

doi: 10.1038/nature09818

医学:B細胞リンパ腫におけるアセチルトランスフェラーゼ遺伝子の不活性化突然変異

Inactivating mutations of acetyltransferase genes in B-cell lymphoma p.189

doi: 10.1038/nature09730

Letters

物理:量子情報の伝送向けのトラップイオンアンテナ

Trapped-ion antennae for the transmission of quantum information p.200

doi: 10.1038/nature09800

物理:強結合領域における回路共振器エレクトロメカニクス

Circuit cavity electromechanics in the strong-coupling regime p.204

doi: 10.1038/nature09898

気候:サンゴ化石の証拠は鮮新世温暖期における永続的エルニーニョ現象の裏付けとならない

Permanent El Niño during the Pliocene warm period not supported by coral evidence p.209

doi: 10.1038/nature09777

地球:高度に結晶化したマグマ岩体を再流動化し均質化する急速な機構

A rapid mechanism to remobilize and homogenize highly crystalline magma bodies p.212

doi: 10.1038/nature09799

進化:調節領域DNAのヒト特異的な喪失とヒト特異的形質の進化

Human-specific loss of regulatory DNA and the evolution of human-specific traits p.216

doi: 10.1038/nature09774

免疫:レチノイン酸とIL-15の協調的アジュバント効果は食物抗原に対する炎症性免疫を誘導する

Co-adjuvant effects of retinoic acid and IL-15 induce inflammatory immunity to dietary antigens p.220

doi: 10.1038/nature09849

医学:誘導多能性幹細胞を用いたQT延長症候群のモデリング

Modelling the long QT syndrome with induced pluripotent stem cells p.225

doi: 10.1038/nature09747

医学:ティモシー症候群患者由来の誘導多能性幹細胞を用いた心臓表現型の研究

Using induced pluripotent stem cells to investigate cardiac phenotypes in Timothy syndrome p.230

doi: 10.1038/nature09855

医学:再発性の急性リンパ芽球性白血病におけるCREBBPの変異

CREBBP mutations in relapsed acute lymphoblastic leukaemia p.235

doi: 10.1038/nature09727

細胞:DNAリガーゼIIIはミトコンドリアDNAの完全性に不可欠だが、Xrcc1を介した核DNAの修復には不可欠ではない

DNA ligase III is critical for mtDNA integrity but not Xrcc1-mediated nuclear DNA repair p.240

doi: 10.1038/nature09773

細胞:DNAリガーゼIIIの重要な役割はミトコンドリアにおけるもので、Xrcc1依存性修復ではない

Crucial role for DNA ligase III in mitochondria but not in Xrcc1-dependent repair p.245

doi: 10.1038/nature09794

生化学:RNAポリメラーゼIIの後戻り、一時停止と再活性化の構造的基盤

Structural basis of RNA polymerase II backtracking, arrest and reactivation p.249

doi: 10.1038/nature09785

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