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神経:視覚皮質ニューロンのネットワーク構造とin vivoでの生理学的性質

Nature 471, 7337 doi: 10.1038/nature09802

大脳皮質では数万個のニューロンが局所回路を作り、それぞれのニューロンは数千個のシナプス結合を形成している。こうしたネットワークを理解するうえでの最大の障害は、ニューロン間の相互結合の配線図がわからないということだろう。仮に、配線図の一部ないし全部がわかったとしても、このネットワークを理解するには個々のニューロンの機能についての情報が必要になると思われる。本論文では、皮質の構造と機能の関係が、in vivoでの生理学的性質とネットワーク構造解析との組み合わせにより解析可能なことを示す。2光子カルシウム画像化法を用いて、マウス一次視覚野のニューロン集団で機能特性(選択される刺激方位)の特徴を調べた。次に、連続切片による大規模な電子顕微鏡観察により、これらのニューロンの局所ネットワークの一部を追跡した。その結果、最近の生理学実験から予測されたとおり、抑制性介在ニューロンは、広範な方位選択性を持つ近隣の興奮性ニューロン群から収束的に入力を受けていることが解剖学的に確かめられた。ただし、弱いバイアスがある可能性は否定できない。

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