Press release

ネイチャー・パブリッシング・グループ、乳がん研究基金と共同で、npj Breast Cancer を創刊

2014年12月8日

ネイチャー・パブリッシング・グループ(NPG)は、乳がん研究基金(Breast Cancer Research Foundation、BCRF)と共同で、npj Breast Cancer を創刊することを発表しました。npj Breast Cancer は、世界で2番目に多いがんである乳がんの理解、予防、治療、治癒に貢献するためのオープンアクセスジャーナルです。

npj Breast Cancer は、フリーアクセスのオンラインジャーナルとして、高品質の研究を出版します。これによって、研究者や臨床医、患者のみなさまは乳がんに関するトピックについて最新の研究情報が得られるようになります。npj Breast Cancer は、乳がん研究の全領域について、原著論文(Original Article)、総説論文(Review)、論説(Editorial)、コメント(Commetary)、および仮説(Hypothesis)を掲載します。

Larry Norton, MD(BCRF科学ディレクターならびにメモリアル・スローン・ケタリングがんセンターのエヴリン・H・ローダーブレストセンター 医学ディレクター)は次のように話しています。「BCRFにとって、ネイチャー・パブリッシング・グループとの協力は、科学コミュニティーや一般のみなさまに対してさまざまな方法で貢献できる、非常に良い機会となるでしょう。私たちは、乳がん研究における重要な新しい知見だけでなく、出版のプロセスで必然的に生まれる創造性、議論、そして深い考察について、npj Breast Cancer を通じて報告していくつもりです。」

Martin Delahunty(NPGネイチャー・パートナー・ジャーナル、グローバルヘッド)は、次のようにコメントしています。「乳がん研究基金は、世界中の医療機関での臨床研究と橋渡し研究の支援として5億ドルを超える資金を調達しています。npj Breast Cancer は、このような資金豊富な研究基金団体と専属パートナーシップを結ぶことで、乳がんの研究分野において最も先進的、学際的、かつ革新的な研究を発表していきます。出版されたコンテンツは、一般の方向けのエディトリアルサマリーも含め、全て無料で閲覧できます。臨床医、患者、そしてその家族のみなさまが、こうした研究発表から有意義な情報を得ることができるようになるのです」。

npj Breast Cancer の編集長は、Dr. NortonおよびDr. Clifford A. Hudis, MD(BCRF科学諮問委員会委員長兼メモリアルスローン・ケタリングがんセンター乳がん治療サービスのチーフ)が共同で務めます。Dr. NortonとDr. Hudisは、米国臨床腫瘍学会(ASCO)の元理事長です。

対象とするトピックは、画像化法、免疫療法、分子レベルでの疾病分類、作用機序に基づく治療、発がん、そして治療の長期毒性や二次性腫瘍の発生、がんの生物物理学、がんの転移と摂動の機構、腫瘍微小環境研究などのがんの生存に関わる課題などです。

npj Breast Cancer に関する詳しい情報は、http://www.nature.com/npjbcancer/でご覧になれます(英語)。

乳がん研究基金について
乳がん研究基金(BCRF)は、乳がんを根絶するために、世界で最も有望な研究を進めています。1993年にエヴリン・H・ローダーが設立したBCRFは、腫瘍生物学、遺伝学、予防、治療、生存、転移といった分野における発見を促進するために5億ドル超の資金を集め、世界の乳がん研究で最大の民間資金提供団体となりました。BCRFは今年、6大陸の主要医療機関の220名以上の研究者を支援するために、5860万ドルの研究資金を提供していますが、これには転移に重点的に取り組む国際的なエヴリン・H・ローダー基金に提供した1160万ドルも含まれています。1ドルの支出のうち91セントを研究と意識向上プログラムに費やしているBCRFは、米国で財務的に最も信頼できる非営利団体の1つであり続けています。BCRFは、CharityWatchから「A+」と評価されている唯一の乳がん団体であり、また、2002年以来Charity Navigatorの最高ランクである4つ星の評価を12回受けています。詳細はこちらをご覧ください。www.bcrfcure.org.

詳細は、次の担当者までお問い合わせください。

大場 郁子
ネイチャー・パブリッシング・グループ
E:Ikuko.Oba@nature.com

※本プレスリリースの原本は英語であり、日本語は参考翻訳です。 英語プレスリリース
英語プレスリリース

プライバシーマーク制度