Press release

第2回サイエンス・インカレで“Nature賞”を創設

2013年3月2日

ネイチャー・パブリッシング・グループ(東京)は、文部科学省が主催する第2回「サイエンス・インカレ」において、Nature賞を創設しました。

Nature賞は、基礎科学の原点である物理科学の範囲において研究を実施している方に贈呈され、アブストラクトが整理され、分かりやすく書いてあることが重要な選考基準となります。副賞として Nature の年間購読が贈られます。これには、最先端の研究成果に触れることで、研究意欲をさらに高めてほしいという願いが込められています。

初の“Nature賞”は、「日本海堆積物を用いた過去25万年間の古気候復元」について発表した信州大学の滝沢侑子(たきざわ・ゆうこ)氏に贈呈することを決定しました。

ネイチャー・パブリッシング・グループでは、今後も科学技術に興味を持ち、研究成果を世界に発信することを目指す学生の皆さんを様々な形で応援していきます。

「サイエンス・インカレ」は、全国の理系学生に自主研究を発表する場を設けることにより、理系学生の能力・研究意欲を高めるとともに、課題設定能力、課題探求能力、プレゼンテーション能力等を備えた創造性豊かな科学技術人材を育成することを目的として、文部科学省の主催により2011年度より開催されています。


問い合わせ:
Nature Publishing Group
PSBU 池田三智世 ()

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