Press release

Scientific Reports での論文掲載が始まる

2011年6月13日

本日、新しいオープンアクセス誌 Scientific Reports がスタートし、同誌初の論文が15編掲載されます。論文のテーマは、グラフェン、サンゴの病気、ウイルスナノ粒子など多岐にわたっています。今後も Scientific Reports の迅速かつ継続的な出版スケジュールにしたがって、新たな論文が続々出版される予定です。Scientific Reports は、ネイチャー・パブリッシング・グループ(NPG)が発行するオンライン限定、オープンアクセスの総合ジャーナルで、生物、化学、物理、地球科学のあらゆる領域を対象としています。

Scientific Reports を主導するのは、編集諮問委員会の17人の委員で、編集委員会 の330人以上の委員のサポートを受けています。本誌の査読制度は効率化されて、投稿論文の迅速かつ公正な査読が確実に行われるようになっており、投稿か ら初回決定までの期間は、現在、平均30日未満です。これに加えて、社内の出版チームが、編集委員会や論文著者と連携して、できるだけ迅速な出版をめざし て論文原稿の処理を確実に進めます。

Scientific Reports 編集諮問委員会のメンバーの1人で、ダナ・ファーバーがん研究所、ハーバード大学医学系大学院に所属し、このほどMDアンダーソンがんセンター長に就任する Ronald DePinho 教授は、次のように話しています。「論文著者にとっての新たな選択肢となる Scientific Reports の創刊を歓迎するとともに、その編集諮問委員会の一員となったことをうれしく思っています。Scientific Reports は、自然科学の各領域にかかわる論文のオープンアクセス出版をするうえで1つの優れた選択肢と言えます」。

NPGは、オープンアクセス出版を選べるジャーナルを増やしており、今回は、Scientific Reports がそのラインナップに加わりました。本誌には、技術的妥当性を有し、各分野の専門家が関心を示す原著研究論文が掲載されます。

NPG事業開発担当ディレクターの Jason Wilde は、次のように話しています。「Scientific Reports は、 著者の皆様に対して、nature.comというプラットフォームの認知度と機能に加えて、低コストでのオープンアクセス出版という選択肢を提供します。 今回は、幅広い読者層を持つオープンアクセス誌にNPGのツール、技術と経験を導入しました。著者の皆様が、出版過程の各段階で優れたサービスを受けられ るようにし、出版された研究論文の認知度を最大限高めることが私たちの目標です」。

Scientific Reports に掲載される論文は、すべてオープンアクセスと なり、掲載にはArticle Processing Charge(APC)が必要です。2011年度のAPCは、US$1,350(€1,046 / ¥142,500 / £890)*です。著者はクリエイティブ・コモンズの2種類の非営利ライセンスのいずれかを選択でき、論文はそれに準じて出版されます。NPGは、Scientific Reports とNPGが保有する19誌のジャーナルに掲載される論文について支払われたAPC 1件につき、$20に相当する額をクリエイティブ・コモンズに対して寄付します**。

「NPGが、Scientific Reports の創刊によって、オープンアクセス出版の選択肢をさらに拡大させたことは喜ばしいことです。Scientific Reports は、自然科学の非常に広範な領域をカバーしており、非常に重要なニッチに対応していくことでしょう」。編集諮問委員会のメンバーで、チューリッヒ大学の Ueli Grossniklaus 教授は、こう述べています。

現在、NPGが発行するジャーナルのうちオープンアクセスの選択肢のあるものは40誌を超えており、Scientific Reports もその1つとなりました。NPGのオープンアクセス活動と方針に関する詳しい情報は、NPGのオープンアクセスに関するステートメント2011年1月をご覧ください。

* 2011年12月31日までに掲載が決定になった論文については、創刊記念特別割引(20%)が適用されます。2012年1月以降に論文原稿が投稿された 場合には、通常のAPC料金である$1,700 / €1,308 / ¥166,721 / £1,112が適用されます(消費税別)。
** NPGの年間寄付額は$100,000を上限とします。

 Scientific Reports ジャーナルホーム
 Scientific Reports 創刊について(プレスリリース、2011年1月6日)

※本プレスリリースの原本は英語であり、日本語は参考翻訳です。
英語プレスリリース
 Scientific Reports 英文オリジナルページ 

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