注目の論文
無鉛強誘電体の特性向上
Nature Communications
2012年3月21日
Lead-free ferroelectrics enhanced
毒性のない材料の圧電特性を高める機構について報告する論文が、今週、Nature Communicationsに掲載される。この新知見は、数々の技術的応用に用いることのできる高性能の非毒性圧電材料の作製に道を開くことが期待される。 実用的な用途で最もよく使われる圧電材料には、毒性元素である鉛が含まれている。今回、T Slukaたちは、「帯磁磁壁」という欠陥の果たす役割を調べることで、帯磁磁壁によって無鉛材料の圧電特性を向上させるという意外な機構を明らかにした。
doi: 10.1038/ncomms1751
注目の論文
-
4月4日
化学:生命の化学的起源がどのように形成されたかという謎の解明に向けた熱い流れNature
-
3月27日
機械学習:ベルギービールの風味を高めるNature Communications
-
3月22日
化学:ちょっと立ち止まって体臭の化学組成の違いを調べてみたCommunications Chemistry
-
2月28日
持続可能性:もっと環境に優しい方法でデニムを青く染めるNature Communications
-
1月24日
化学:複数の自律型実験室をつないで国際的な共同研究を進めるNature Communications
-
11月30日
天文学:新たに発見された6惑星系Nature