Press release

NPGアカデミック・ジャーナル:日本の学会誌でもオープンアクセスを拡大へ

2011年9月15日

ネイチャー・パブリッシング・グループ(NPG)では2011年9月以降、NPGアカデミック・ジャーナルのうち日本の学会誌(英文ジャーナル)でもオープンアクセスによる論文掲載を進めます。The Journal of Antibiotics および Polymer Journal では、論文著者は、従来の方式とオープンアクセスの2通りの出版方式のいずれかを選べるようになります。また、2012年1月には、NPG Asia Materials がオープンアクセスのオンラインジャーナルとして再スタートします(論文投稿受付中)。

NPG Asia Materials は2008年に東京工業大学とNPGが共同で開設したウェブサイトで、アジア太平洋地域における材料科学分野の総説論文やハイライト記事を掲載してきましたが、2012年1月、オープンアクセスのオンラインジャーナルとして生まれ変わります(初年度インパクトファクター2012年6月発表予定)。同誌の編集には、東京工業大学の竹添秀男(たけぞえ・ひでお)教授および Editor-in-Chief の Martin Vacha が率いる国際編集チームがあたり、世界中のあらゆる地域からの投稿を受け付け、材料科学分野における最高レベルの原著論文および総説論文を掲載していきます。また、論文著者向けのサービスとして、「Research Summaries」というコーナーを新設します。このコーナーでは、同誌に掲載される研究成果がより多くの人の目にとまることを狙い、研究概要の紹介文を掲載します。2012年6月までは特別提供期間として、同誌に掲載される原著論文についての「Research Summaries」掲載は無料となります。

NPGは、社団法人高分子学会(SPSJ)と Polymer Journal を共同発行しています。同誌は、質の高い原著論文や短報、総説論文などを掲載することによって、高分子科学のあらゆる側面における研究を振興しています。一方、The Journal of Antibiotics は、NPGと日本抗生物質学術協議会(JARA)が共同発行するジャーナルで、抗菌薬という学際的研究分野の原著論文や最新の総説論文、短報などが掲載されています。

論文をオープンアクセスで出版する際には、Article Processing Charge(APC)のお支払いが必要となります。また、著者はクリエイティブ・コモンズ(CC)の2種類の非営利ライセンスのいずれかを選択できます。

NPGアジア・オーストラレーシア地域マネジングディレクターの David Swinbanks は、次のように話しています。「NPG Asia Materials が材料科学分野における最高レベルの研究成果をさらに広めるために原著論文も扱うウェブサイトとして再出発し、また、日本でオープンアクセス出版のできるジャーナルが増えることをうれしく思っています。特に、これはアジア太平洋地域の研究者が注目するニュースであり、弊社は今後も、世界のトップレベルの研究成果を全世界の読者に向けて発信していきます」。

現在、NPG刊行誌のうち40誌を超えるジャーナルでオープンアクセスによる出版を選択できます。7月には中国の学会誌のオープンアクセス拡大が発表されており、今回上記3誌もラインアップに加わることになります。

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※本プレスリリースの原本は英語であり、日本語は参考翻訳です。
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