Nature ハイライト

発生生物学: 生殖細胞の数を適正に保つ

Nature 562, 7728

体細胞から生殖細胞を分離して確保することは、有性生殖を遂行する上で重要である。マウスでは、この分離は着床直後の胚で起こる。この分離事象には、生殖系列決定因子の活性化を介したBMP4シグナル伝達経路が関わっているが、胚の中で最初のごく少数の生殖細胞を誘導するよう指示するのが何であるかは不明であった。今回I Chambersたちは、in vitroとin vivoにおいて、生殖系列の誘導は、最初は転写因子OTX2によって確実に抑制されており、Otx2の発現が低下して初めて進行することを発見した。Otx2が存在しないと、サイトカインを介した生殖系列転写因子BLIMP1の活性化が起こらなくても、細胞は生殖系列への運命を選択する。

Letter p.595
doi: 10.1038/s41586-018-0581-5 | 日本語要約 | Full Text | PDF
News & Views p.497
doi: 10.1038/d41586-018-06849-5 | 日本語要約 | Full Text | PDF

2018年10月25日号の Nature ハイライト

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