Nature ハイライト

固体地球科学: 隕石衝突構造にピークリングを作った強度の大きな岩石

Nature 562, 7728

太陽系の地球型天体上の大規模な隕石衝突構造には、衝突を受けた岩石が衝突後数分以内に隆起して形成された、明瞭な環状隆起地形(ピークリング)がある。こうした衝突を受けた岩石が長い距離を急速に流れるには、強度が劇的に弱められる必要があり、こうしたピークリングを構築し維持するには、十分な強度をその後再び獲得しなければならない。今回U Rillerたちは、メキシコにある直径約200 kmのチクシュルーブ衝突構造を掘削した際に得られたデータを用いて、音響的な流動化がクレーター形成初期を支配する主要な物理過程であり、その後局所的な断層が増加し、岩石強度が増大して、ピークリングの形成に至ったことを示している。

Article p.511
doi: 10.1038/s41586-018-0607-z | 日本語要約 | Full Text | PDF

2018年10月25日号の Nature ハイライト

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