Nature ハイライト

構造生物学: A型インフルエンザウイルスポリメラーゼの完全構造

Nature 516, 7531

今週号には、PAとPB1、PB2というサブユニットからなる完全な形のインフルエンザウイルスポリメラーゼの結晶構造に関するS Cusackたちの2報の論文が掲載されている。構造は、ポリメラーゼがウイルスRNAプロモーターに結合した状態で解かれている。1報目の論文では、コウモリ特異的に感染するA型インフルエンザウイルス由来のポリメラーゼの構造が報告されている。このウイルスは、進化的にはヒトや鳥のA型インフルエンザ株と近縁である。2報目の論文では、ヒトB型インフルエンザウイルス分離株由来のポリメラーゼの構造が示されている。これらの構造から、インフルエンザポリメラーゼがどのように機能するのかという問題や、多様なサブユニット間の相互作用の状況について多くの情報が得られる。

News & Views p.338
doi: 10.1038/516338a | 日本語要約 | Full Text | PDF
Article p.355
doi: 10.1038/nature14008 | 日本語要約 | Full Text | PDF
Article p.361
doi: 10.1038/nature14009 | 日本語要約 | Full Text | PDF

2014年12月18日号の Nature ハイライト

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