Nature ハイライト

地球科学: 余震が地球の下部地殻に及ぼす衝撃的効果

Nature 556, 7702

流体は、せん断帯や破砕帯を通して地球の地殻に浸透し、下部地殻のレオロジー進化に強い影響を及ぼす可能性があり、そうしたレオロジー進化自体が造山運動時のリソスフェア応答に影響を及ぼす。下部地殻の上にある地震発生帯で起こる通常の地震活動によって、応力パルスが生じて下部地殻の余震が駆動され、こうしたせん断帯が形成される。今回B Jamtveitたちは、このような余震の影響を受ける下部地殻の体積はかなり大きく、付随する下部地殻の変成変化や構造変化を駆動する流体はこうした地震に続いて到達すると提案している。彼らは、これが、地殻の地球ダイナミクスに「トップダウン」の影響をもたらすと結論している。

Letter p.487
doi: 10.1038/s41586-018-0045-y | 日本語要約 | Full Text | PDF

2018年4月26日号の Nature ハイライト

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