Nature ハイライト

ウイルス学: 結合したFluAポリメラーゼの構造を解明

Nature 541, 7635

インフルエンザウイルスの複製にはウイルスの転写と細胞の転写の緊密な共役が必要で、これはインフルエンザウイルスポリメラーゼが転写を開始する前にPol IIの新生転写産物の5′キャップ構造に結合できるようにするためである。今回S Cusackたちは、Pol IIのC末端ドメインペプチドを模倣したペプチドに結合させたコウモリA型インフルエンザウイルス(FluA)のポリメラーゼの結晶構造を明らかにした。この構造から、2つのポリメラーゼの結合の仕方が判明し、結合部位が抗ウイルス薬開発の標的になる可能性が示唆された。

Letter p.117
doi: 10.1038/nature20594 | 日本語要約 | Full Text | PDF

2017年1月5日号の Nature ハイライト

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