Nature ハイライト

構造生物学: Slo1カリウムチャネルの構造と活性ブックマーク

Nature 541, 7635

Slo1/BKチャネルでは電位とカルシウムイオン(Ca2+)による二重の活性化が行われている。そのため、このチャネルは膜の電気的興奮性と細胞内カルシウムシグナル伝達を連結する過程、例えば筋収縮や神経細胞の情報伝達のような過程に必須となっている。R MacKinnonたちは今回、相補的な2つの論文で、Ca2+の存在下と非存在下での完全長Slo1チャネルの構造を示し、電位センサーがチャネル小孔を直接調節するのではなく、Ca2+センサーを調節するという異例なアロステリック機構が考えられるとしている。今回の知見は、基礎研究や臨床研究から得られた生化学的、遺伝学的、また生理学的な大量のデータを説明するものである。

Article p.46
doi: 10.1038/nature20608 | 日本語要約 | Full Text | PDF
Article p.52
doi: 10.1038/nature20775 | 日本語要約 | Full Text | PDF
News & Views p.33
doi: 10.1038/nature21103 | 日本語要約 | Full Text

2017年1月5日号の Nature ハイライト

プライバシーマーク制度