Nature ハイライト

精密測定:単一分子スケールの赤外分光

Nature 657, 8131

今回、CaOH+分子において赤外周波数領域で生じるO–H伸縮振動の吸収分光測定を、単一分子レベルで実現したことが報告されている。単一分子の吸収分光法は、信号対雑音比が低いために困難であった。著者たちは、光子吸収時に生じる分子の運動量の反跳を測定することによってこの問題を克服し、分子を、共捕捉した原子イオンとエンタングルさせて、反跳信号を検出可能なレベルまで増幅させた。

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