Nature ハイライト

物性物理学: 量子ホール物質のトポロジカル不変量測定

Nature 565, 7738

物質における運動量空間トポロジーの存在は、電子バンドに関する非ゼロのチャーン数によって示され、意外で有用な物質特性を生みだしている。チャーン数は、バルクの抽象的特性として理解されているが、エッジ効果に基づく測定によって推定されることが多い。今回N Schineたちは、整数量子ホール物質に似たフォトニック系において、チャーン数の別の実験的定式化を探り、バルクの局所的応答を調べている。今回の測定結果は、さらに2つのトポロジカル自由度が存在し、理論的にエキゾチック特性に関連付けられる1つのトポロジカル不変量が、これらの自由度のそれぞれの指標となることを示している。今回の研究結果によって、相互作用する分数量子ホール状態の研究が自然と発展する可能性がある。

Article p.173
doi: 10.1038/s41586-018-0817-4 | 日本語要約 | Full Text | PDF

2019年1月10日号の Nature ハイライト

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