Nature ハイライト

進化学: フィリピンにおけるヒト族の最古の証拠

Nature 557, 7704

フィリピンでの古代ヒト族の活動は数十年来ささやかれてきたが、これまで、確実な年代測定が行われた唯一の証拠は6万7000年前の足の骨1つのみだった。今回、ルソン島北部で行われた発掘調査で、解体の痕跡が認められるサイ類の骨格と、それに関連する石器が多数発見され、それらの確実な年代が約70万年前と推定された。今回の知見は、ホモ・サピエンス(Homo sapiens)が出現するはるか以前にホモ・エレクトス(Homo erectus)などの古代ヒト族がフィリピンまで到達していたか、もしくはさらに古い先住的ヒト族が島嶼部東南アジアに存在したことを示唆している。

Letter p.233
doi: 10.1038/s41586-018-0072-8 | 日本語要約 | Full Text | PDF

2018年5月10日号の Nature ハイライト

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