Nature ハイライト

天文学: 問題の物質はどこにある?

Nature 555, 7698

調べられている銀河の大半は、観測される性質を説明するのにそれらに付随する暗黒物質の成分が必要である。通常、暗黒物質は通常の物質よりもはるかに多く存在し、天の川銀河程度の質量の銀河では平均で30倍である。矮銀河では、通常の物質に対する暗黒物質の比はさらに高い(400倍以上)と考えられている。今回P van Dokkumたちは、超淡銀河(ultra-diffuse galaxy)NGC1052–DF2の力学的質量を、球状星団状の天体の運動から決定し、これが星の担っている質量と基本的に同じであることを報告している。これは、この銀河には暗黒物質成分が存在していないということである。

Letter p.629
doi: 10.1038/nature25767 | 日本語要約 | Full Text | PDF

2018年3月29日号の Nature ハイライト

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