Nature ハイライト

がん: 乳がん治療に抗腫瘍マクロファージを使うブックマーク

Nature 543, 7645

腫瘍関連マクロファージは腫瘍にとって有益に働くことが多いが、このようなマクロファージを枯渇させたり刺激したりした以前の研究では、いくらかの抗腫瘍効果も見られている。A Letaiたちは今回、腫瘍関連マクロファージの表現型を変化させる薬剤を用いることで、さらに良好な抗腫瘍効果が得られることを示唆している。彼らは、乳がんのマウスモデルで、クラスIIaヒストンデアセチラーゼ阻害剤のTMP195が、抗腫瘍免疫を誘導することを示した。治療は、腫瘍関連マクロファージの分化の変更や誘引と関連しており、化学療法やT細胞チェックポイント阻害との相乗効果も見られた。

Letter p.428
doi: 10.1038/nature21409 | 日本語要約 | Full Text | PDF

2017年3月16日号の Nature ハイライト

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