Nature ハイライト

宇宙物理学:観測された高赤方偏移銀河

Nature 522, 7557

P Capakたちは、ビッグバンの約10億年後に当たる赤方偏移5~6に存在する9つの典型的な星形成銀河において、中性ガスに対する支配的な冷却線である158 μmの[C II]輝線と塵の放射のサブミリ波測定の結果を報告している。今回の測定によって、こうした年齢の銀河における塵の量が、その約20億年後の典型的な星形成銀河に見られるものより著しく少なく、近傍の低金属量銀河と同程度であることが見いだされた。

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