Nature ハイライト

進化:遺伝子発現と種間の差異

Nature 478, 7369

ゲノム解析では、種間の差異の一因になったと思われるタンパク質コードの変化が見つかるが、種間の表現型の差異は多くが遺伝子発現に影響を与える調節性変異の結果である。今回Brawandたちは、ハイスループットRNA塩基配列解読法により、哺乳類の主要系統のすべてと鳥類を含む計10種の動物の主要な6臓器(大脳皮質、小脳、心臓、腎臓、肝臓、および精巣)について、哺乳類トランスクリプトームの進化の動態を調べた。得られた知見の中には、臓器間および種間のトランスクリプトームの差異の程度や、臓器に特異的な生物学的性質を形成したと考えられる、選択的に駆動される可能性のある発現スイッチの発見が含まれる。

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