Nature ハイライト

がん:放射線療法が遠隔転移に影響する仕組み

Nature 643, 8072

今回、放射線照射で誘導されるアンフィレギュリン(AREG)が、免疫抑制性のEGFR+骨髄系細胞を介して遠隔転移を助けることが明らかになった。これは放射線療法で治療領域を超えて起こる抗腫瘍作用、アブスコパル(abscopal)効果と逆の作用であることから、著者たちは「バッドスコパル(badscopal)」と呼んでいる。

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