Nature ハイライト

幹細胞:皮膚再生のための再プログラム化

Nature 561, 7722

 in vivo再プログラム化によって、生体の機能的な器官である皮膚が今回初めて再生された。
in vivo再プログラム化によって、生体の機能的な器官である皮膚が今回初めて再生された。 | 拡大する

Credit: Juan Carlos Izpisua Belmonte

皮膚の潰瘍や創傷は上皮構成要素を置換することで治癒が可能である。栗田昌和(米国ソーク生物学研究所ほか)たちは今回、創傷部に存在する間葉系細胞を、角化細胞の指定に関与する4つの転写因子によって再プログラム化することにより上皮細胞を得る方法を開発した。マウスで、これらの因子を創傷部にin vivoで導入すると、上皮化と皮膚再生が誘導されたことから、さらなる改善や安全性の監視により、この手法でヒトの創傷治癒を改善できる可能性が示唆される。

2018年9月13日号の Nature ハイライト

目次へ戻る

プライバシーマーク制度