Nature ハイライト

がん: ヒト膵臓がんの進化の流れ

Nature 561, 7722

C Iacobuzio-Donahueたちは今回、同一患者の膵臓から採取した複数の病変を調べ、ヒト膵臓がんが進化していく様子を描き出した。彼らの見いだした多段階プログレッションモデルでは、まず創始となるクローンが膵管系全体に広がり、異なる部位で1つもしくは複数の前がん病変を生じさせる。そして、こうしたクローンがドライバー遺伝子変異をさらに獲得していくことで、浸潤性の膵臓がんとなる。単一の新生物から空間的、遺伝的に不均一な病変が生じるこの過程は、長い年月を要すると推測された。

Article p.201
doi: 10.1038/s41586-018-0481-8 | 日本語要約 | Full Text | PDF

2018年9月13日号の Nature ハイライト

プライバシーマーク制度