Nature ハイライト

惑星科学: 火星の粘土鉱物を作った蒸気

Nature 552, 7683

形成直後の火星の想像図。粘土鉱物が多い領域(青色および緑色)と、玄武岩質溶岩や衝突溶融岩(茶色および黒)とが入り混じっている。
形成直後の火星の想像図。粘土鉱物が多い領域(青色および緑色)と、玄武岩質溶岩や衝突溶融岩(茶色および黒)とが入り混じっている。 | 拡大する

Credit: Kevin Cannon

過去に火星の玄武岩質地殻が液体の水と反応して、水を含む粘土鉱物が生成されたと考えられている。今回K Cannonたちは、火星の粘土鉱物の大半は、始原的な地殻と、マグマオーシャンの冷却時に脱ガスした水と二酸化炭素の濃霧か超臨界大気が反応して作られたと提案している。著者たちは、軌道上の探査機によって観測できる粘土鉱物の露出分布の背後には、隕石衝突や火山活動があると示唆している。

Letter p.88
doi: 10.1038/nature24657 | 日本語要約 | Full Text | PDF
News & Views p.37
doi: 10.1038/d41586-017-07661-3 | 日本語要約 | Full Text

2017年12月7日号の Nature ハイライト

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