Nature ハイライト

神経科学: シナプス後部でAMPA受容体エキソサイトーシスを仲介するものブックマーク

Nature 544, 7650

長期増強(LTP)は、神経伝達物質グルタミン酸に対するシナプス後部のAMPA受容体を増加させることによって学習および記憶を可能にするが、ニューロン活動に反応してこれらの受容体がシナプスに配置される仕組みは分かっていなかった。今回T Südhofたちは、LTP中に、シナプス後部のAMPA受容体のカルシウム依存性エキソサイトーシスが、シナプトタグミン1とシナプトタグミン7というカルシウムセンサーにより重複的に仲介されることを示している。この知見は、小胞輸送機構におけるシナプス前部コンパートメントとシナプス後部コンパートメントの間に予想外の対称性が見られることを明らかにしている。

Article p.316
doi: 10.1038/nature21720 | 日本語要約 | Full Text | PDF

2017年4月20日号の Nature ハイライト

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