Nature ハイライト

エピジェネティクス:哺乳類ゲノムにおけるN6-アデニンのメチル化

Nature 532, 7599

原核生物や藻類、線虫、昆虫のDNAではアデニンの6位のメチル化がすでに見つかっているが、哺乳類の細胞では、DNAのメチル化はシトシンの5位にのみ起こると考えられていた。しかし今回、マウスの胚性幹細胞で、DNA修飾のもう1つの形態としてN6-メチルアデニンが存在することが明らかになった。また、Alkbh1遺伝子がN6-メチルアデニンの脱メチル化酵素をコードしていることも分かった。N6-メチルアデニンの蓄積は、進化的に新しいLINE-1トランスポゾン群で見られることから、N6-メチルアデニンはエピジェネティックなサイレンシングに関与している可能性がある。

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