Nature ハイライト

細胞:一分子レベルの分解能で見るタンパク質複合体

Nature 473, 7348

タンパク質間相互作用の解析は、細胞の機能や調節の解明に非常に重要である。今回T Haたちは、細胞や組織のタンパク質複合体の構成成分や化学量論的特性を、単一分子レベルの分解能で解明する新しい方法を開発した。単一分子プルダウン法(SiMPull)と名付けられたこの方法では、1つのタンパク質がとる複数の集合状態の区別が可能で、それと同時に光退色過程の解析によって複合体の化学量論的特性も決定できる。この方法の有用性は、組織抽出物由来の内在性タンパク質、細胞小器官、膜タンパク質などのさまざまな例で実証されている。

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